【シラバス基本情報】
科目名 | 健康科学実験 | |
担当教員 | 十枝内 厚次・高橋 淳一郎・石田 光男・班目 春彦 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 実験 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
健康維持のため、我々は様々な運動やリラクセーション法を日常生活に取り入れてきた。本実習では、体力測定・評価、運動生理学、心理生理学、温熱生理学の分野における実験を通じて、健康維持活動がもたらす心身への影響についての評価および分析方法を習得する。また測定データの解釈についても学び、健康指導に求められる洞察力を養うことを目指す。
【到達目標】
@各実験課題の意義及び実験手法を理解し,正確に測定することができる。A測定データを集計し,実験目的,方法,結果を実験レポートにまとめることができる。B課題に関連した先行研究を調べ,実験結果に対する考察を書くことができる。
【授業計画】
本実験演習は、体力測定・評価、運動生理学分野(担当:高橋)と、心理生理学、温熱生理学分野(担当:石田)から構成される。
週 内容 1総合オリエンテーション 2実験概要の説明 3形態計測−長育、量育、幅育 4反応時間の測定−全身反応時間、選択反応時間 5エネルギー消費量の推定−心拍数,エクササイズ 6高齢者疑似体験−新体力テスト 7高齢者疑似体験−反応時間 8加齢による体力の推移 9循環器応答の基礎 −姿勢変化による心拍数と血圧 10ストレス負荷の循環器応答 −冷水負荷テスト、精神的作業負荷 11飲水負荷試験 12反応時間の測定−認知的負荷と遂行エラー 13実験データの分析 14実験レポート作成に関する指導 15総括
【履修上の注意(含予習・復習)等】
以上の実習をグループによるローテーション形式にてすべて受講する。実習では運動や作業を行うため、ふさわしい服装で参加する。また、コンピュータによる実験データ分析を行うため、USBフラッシュメモリーを各自用意する。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
各分野から提示される実験の課題レポートを平均して評価する。
体力測定・評価、運動生理学分野のレポート6回分(50%)@AB
心理生理学、温熱生理学分野のレポート5回分(50%)@AB
但し、各分野の評価が60%以上であることを単位認定の要件とする。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
各担当から必要に応じて資料を配付する。