【シラバス基本情報】
科目名 | 生徒指導論 | |
担当教員 | 岸山 弘 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
生徒指導は学校の教育目標を達成する上で極めて重要であり、学校の教育活動全体を通じて充実を図っていく
ことが大切である。しかしながら、社会環境の変化や児童生徒の多様化などにより生徒指導はいっそう複雑化し、
その指導は難しくなってきている。そこで本授業では、生徒指導の「特質、目標、内容」や「指導のあり方」などについて具体的、実践的に学びながら生徒指導の基礎を身につけ、生徒指導が実践できる能力、資質の習得をねらいとする。
【到達目標】
@生徒指導に関する基礎を理解し、その内容に関する質問について述べることができる。 A生徒指導の課題について事例を挙げて多面的に考察し、自分の考えや意見をもつことができる。 B生徒指導の現状に対して興味・関心をもち、積極的に授業に参加することができる。
【授業計画】
1〜5週は生徒指導の基礎的な内容、6・7週は生徒指導の具体的な方法、8〜15週は生徒指導の課題への対応という観点から授業を進める。
週 内容 1生徒指導の意義 2教育課程における生徒指導 3児童生徒理解の基本 4生徒指導体制の確立 5生徒指導と教育相談 6生徒指導の進め方1(教職員の役割) 7生徒指導の進め方2(基本的生活習慣の確立) 8個別の課題を抱える児童生徒への指導1(問題行動) 9個別の課題を抱える児童生徒への指導2(暴力・いじめ) 10個別の課題を抱える児童生徒への指導3(情報機器・性) 11個別の課題を抱える児童生徒への指導4(自殺・児童虐待・家出) 12個別の課題を抱える児童生徒への指導5(不登校) 13生徒指導に関する法制度 14学校と家庭・地域・関係機関との連携 15生徒指導と食育
【履修上の注意(含予習・復習)等】
テキストを参考にして授業の予習をする。また、新聞・テレビなどで報じられる児童生徒の問題行動等について、関心を持って授業に臨む。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@筆記試験(40%)
A毎回のレポート(30%)
B授業観察(30%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎文部科学省「生徒指導提要」