【シラバス基本情報】
科目名 | バイオメカニクス | |
担当教員 | 佐竹 創平 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
スポーツにおけるバイオメカニクスとは大きく分けて2つの分野があり、作用する力からみる”運動力学”と動きからスポーツをみる”運動学”とがある。前半は”作用する力”に着目し、力学的な法則を実際のスポーツ動作を用いて紹介し基礎的な知識を習得することをねらいとする。後半では”動き”に着目し、力学・生理学・解剖学などの知識を応用してスポーツの基礎動作(例えば投げる・跳ぶ・走る)の仕組みを理解することをねらいとする。
【到達目標】
スポーツを客観的に見る目を育み、スポーツや日常生活にある動作を説明できる。一流選手の動作がなぜ優れているかを科学的証拠を基に説明できる。
【授業計画】
授業ではすべての回で60分程度はパワーポイントとテキストを使用しながら講義形式で授業を進めていく。残りの30分程度は小テスト実施し、その場で解説しながら理解を深めていく。
週 内容 1授業の進め方の確認、バイオメカニクスとは? 2スポーツバイオメカニクスの基礎(1) 3スポーツバイオメカニクスの基礎(2) 4並進運動T(ニュートンの運動の法則、運動量、力積) 5並進運動U(仕事、パワー、力学的エネルギー) 6回転運動T(オイラー、トルク、慣性モーメント) 7回転運動U(ジャイロ、遠心力、角運動量) 8テコの原理 9身体重心と立位姿勢 10歩行と走行 11跳ぶこととは? 12打つこと・蹴ること 13流体力学(空気:変化球の正体) 14流体力学(水:水環境とスポーツ) 15まとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
解剖学・生理学についての知識が必要になるので十分に復習しておくこと。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
期末試験(80点)、小テスト(20点)の計100点で総合評価する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎スポーツ動作の科学―バイオメカニクスで読み解く(東京大学出版会)
・その他webとプリントにて資料を提示する。