【シラバス基本情報】
科目名 | 哲学<読書・鑑賞論> | |
担当教員 | 谷岡 郁子・飯本 雄二・越智 久美子 | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 前期(集中授業) | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
哲学は、本質を探る科学である。本質を考えて行くためには様々な知識・経験と思索(自らとの対話)が必要で、これを得る方法として、読書が挙げられる。書物の中には、多くの人の様々な生き方や体験、その体験から得た認識等が豊富に存在する。また、鑑賞も有益である。多くの物を鑑賞し、それが何かを追究することは哲学に通じることであり、座学よりも実践的・具体的な学びとなる。本授業は、読書と鑑賞という手法を用いて、哲学的な姿勢を身につけることをねらいとする。
【到達目標】
@ 読書活動や鑑賞活動を通じて思索した考えを論理的に(他の人に分かりやすく)説明することができる。
【授業計画】
授業は、講義と実習からなる。講義では、哲学分野で説明する方法を体系的にまとめた論理学の考え方や手法について学ぶ。実習では、読書と鑑賞の実践を行う。読書は授業で紹介された種類を参考に各自が選定して行う。鑑賞は各自が鑑賞対象を選んで行う。読書と鑑賞の実践では、その過程を日記のように、その都度何を感じ、何を得たか等に関する読書・鑑賞記録集を作成する。
週 内容 1授業展開と授業内容の説明(ガイダンス) 2哲学での学びについて 3哲学と読書について 4哲学につながる読書の仕方 5哲学と鑑賞について 6哲学につながる鑑賞の仕方 7読書・鑑賞記録集の作り方@<基礎編> 8読書・鑑賞記録集の作り方A<実際編> 9読書の実践<書の選定> 10読書の実践<課題1:歴史に学ぶ> 11読書の実践<課題2:人物に学ぶ> 12読書の実践<課題3:出来事に学ぶ> 13鑑賞の実践<課題1:神社仏閣・博物館等に学ぶ> 14鑑賞の実践<課題2:自然に学ぶ> 15授業のまとめ(読書・鑑賞記録集の提出)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
各自が積極的に、当事者意識を持って、読書及び鑑賞に取り組むこと。
※履修人数が多い場合、履修制限をする場合がある(最大200名まで)
【成績評価の方法と評価割合(%)】
読書記録集 50% @
鑑賞記録集 30% @
授業内提出レポート 20% @
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
参考図書を授業で紹介します。また、その他必要なことについては、資料を配付します。
特になし。各授業で資料等を必要に応じて配布します。