【シラバス基本情報】
科目名 | 人間力形成<公共・社会系> | |
担当教員 | 竹下 俊一・前田 博子 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
本学の教育理念である「人間力形成」にとって、世界で起きている様々な問題に我々が目を向けることは大切なことである。本授業では、日本だけではなく世界の環境、食料、宗教、経済・金融、格差、ジェンダー、教育などの問題について考察し、また日本国民や世界の人々全体の利益や厚生を考える“公共”の概念についても考察していく。その中で「知的視力」「社会力」「自己形成力」 及び「当事者力」といった人間力の向上をめざす。
【到達目標】
@ グローバル化の進む社会において国際社会でも通じる価値や効用を学び、社会で生きていく上での知恵や
スキルを理解できる。
A グローバルな視点から一国民としてのアイデンティティーを認識できる。
B 公共的な観点を通して、社会の問題を主体的に自分のものとして考えることができる。
【授業計画】
初回授業は竹下・前田でオリエンテーションをオンラインで行い、授業内容及び進め方について説明する。また、この授業の評価の方法についても説明する。2回目からは2組に分かれ、竹下(7回担当)及び前田(7回担当)を前半後半で受け持つ。竹下担当の講義は対面で行い、パワーポイントによる講義形式が中心となるが、各授業の終わりに小レポート等を提出する。前田担当の講義は、最初の3回をオンラインで行い、残りの4回分は集中講義で行う予定である。
週 内容 1オリエンテーション (竹下・前田担当)(9月24日オンデマンド) 2世界の宗教 (10月1日,11月26日)(竹下担当) 3中東問題の発端 (10月8日,12月3日)?(竹下担当) 4資本主義の発達(マックス・ウェーバー論)(10月15日,12月10日)(竹下担当) 5風土論(東洋と西洋の違い) (10月22日,12月17日)(竹下担当) 6環境問題 (10月29日,1月7日)(竹下担当) 7社会的格差T (11月12日,1月14日)(竹下担当) 8社会的格差U (11月19日,1月21日)(竹下担当) 9日本の「家族」の状況 世帯,同居者,扶養 (10月1日,11月26日)(前田担当) 10結婚 世帯の構築 (10月8日,12月3日)(前田担当) 11子供が生まれる ヒトの再生産 (10月15日,12月10日)(前田担当) 12ジェンダーとLGBTQ (集中講義)(前田担当) 13働くこと 職業,雇用,納税など (集中講義)(前田担当) 14コミュニティ 居場所とアイデンティティ (集中講義)(前田担当) 15まとめ (集中講義)(前田担当)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
後期の前半と後半で担当教員(竹下・前田)が交代して授業を行う。座席は学科ごとに指定する。受講者は「公共・社会系」の諸課題に対して真剣に取り組み、自らの考えをまとめること。対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う。 ?
【成績評価の方法と評価割合(%)】
毎回の授業後に出される課題についてまとめる(100点)@A
授業における各課題については、「人間力」形成に関わる観点を重視して評価する。 ?
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
毎回の授業において教材プリントを配付する。
参考文献は授業において、適宜、紹介する。