【シラバス基本情報】
科目名 | 野外活動・指導法<水辺活動> | |
担当教員 | 平田 裕一・福富 優 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 前期(一部集中授業) | |
授業形態 | 講義及び実技 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
本授業は、学内のプール並びに学外の海洋での活動を通じて水に親しむための指導方法の習得を目指すとともに、水上での自己保全能力の向上を図る。特に、学内では安全救急法の習得、プールでの基礎泳力の向上、シュノーケリングの基礎技術の習得を行う。学外では、遠泳を中心とした活動とボードセイリング・フィッシング等の活動を通じて、水辺活動に必要とされる専門知識、操作技術、気象・海象の理解、リスクマネイジメント能力を向上することができる。
【到達目標】
@ 自然の中でも、夏季の海上の気象(風向・風力・潮流など)の仕組みを理解することができる。
A 水による身体への影響を知ることで、その対策を理解することができる。
B プール、並びに海上での泳力を高め、自己保全能力を向上させることができる。
C ボードセイリング等の海を活用した活動の技術の習得、並びに、指導法を理解することができる。
D 実習での集団宿泊的活動から組織運営、他者・自己理解を行うことができる。
【授業計画】
本授業は、以下の内容を講義・演習・実習形式で実施する。
週 内容 週 内容 1野外活動・指導法<水辺活動>の授業概要 16実技「遠泳」 2講義「水辺活動の種類」 17実技「用具の艤装・名称理解」 3講義「水辺活動に関わる様々な力」 18実技「ボードに慣れる」 4講義「水上でのリスクマネイジメント」 19実技「ボードでのセルフレスキュー法」 5演習「心肺蘇生法」 20実技「ボードセイリングの操作方法の理解」 6演習「AEDの使用方法」 21実技「ボードセイリングの操作方法の習得」 7実技「学内プール(水慣れ)」 22実技「ボードセイリングの操作方法の習得」 8実技「学内プール(水上安全方法)」 23実技「ボードセイリングの操作方法の習得」 9実技「学内プール(200m泳)計測」 24実技「ボードセイリングの操作方法の習得」 10実技「学内プール(着衣泳体験)計測」 25実技「ボードセイリングの操作方法の習得」 11実技「学内プール(シュノーケリング)」 26実技「海象に合わせたセイリング」 12実技「学内プール(6:200m泳)計測」 27実技「フィッシング」 13実技「学内プール(7:10分間泳計)計測」 28実技「シュノーケリング」 14実技「海に慣れる」 29実技「用具のメンテナンス方法の習得」 15実技「遠泳練習」 30講義「安全な水辺活動展開のまとめ」
【履修上の注意(含予習・復習)等】
実習に参加するに当たっては、別途諸経費が必要となる。本授業を履修するに当たり、「安全・救急法」「体育実技V指導法」を履修しておくことが望ましい。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
事前学習時のレポート課題(10%×2題 20%)と、学外実習期間中に実施する遠泳・ボードセイリングに関する実技点(40%)、実習後に実施する筆記試験(30%)、そして、学内・外の授業で配付する学習ノートへの記載内容(10%)を合計して評価する。なお、各々の評価内容の詳細は授業時に説明する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
資料を作成し、授業中に配付する。
心肺蘇生法、平泳ぎ、ボードセイリング等、授業内容に関わる資料・映像などを参考に検索すること。