【シラバス基本情報】
科目名 | スポーツ栄養 | |
担当教員 | 村上 太郎・杉島 有希 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
本講義では、三大栄養素の代謝調節(食後、空腹時、及び運動時)を理解するとともに、競技者や競技者をサポートするものとして、食事や栄養に関する知識と運動量や体格に合わせた具体的な食事法などの実践的な知識や技術を習得し、食の管理能力を身につけることをねらいとする。
【到達目標】
運動時の栄養素の代謝調節が理解できる。
体格や運動量に応じたエネルギー必要量の算出ができる。
体格や運動量に応じた食事メニューが作成できる。
【授業計画】
前半(7回)の基礎編は村上が、後半(7回)の実践編は杉島がそれぞれ担当する。
週 内容 1序論 2運動の場面における糖質代謝T(電子伝達系) 3運動の場面における糖質代謝U(解糖系とクエン酸回路) 4運動の場面における糖質代謝V(グリコーゲンの代謝、糖新生) 5運動の場面における脂質代謝T(β酸化系) 6運動の場面における脂質代謝U(脂肪酸の酸化におけるカルニチンの役割) 7運動の場面における糖質と脂質の代謝調節 8食事メニュー作成 9食事バランスガイド(概論) 10食事バランスガイド(料理区分と数え方) 11食事バランスガイド(1日分の適量) 12体格及び運動量の評価方法とそれに応じたエネルギー必要量(概論) 13体格及び運動量の評価方法とそれにエネルギー必要量の計算 14食事メニューの作成(完成) 15まとめと試験
【履修上の注意(含予習・復習)等】
「スポーツと食事」及び「栄養学」で身につけた基礎知識をもとにして授業を展開するため、夏期休業中にその内容を復習し、十分に理解した上で授業に臨むこと。原則として対面授業の形態で実施するが、状況に応じて遠隔授業とすることがある。
★スポーツコーチング・ヘルスエクササイズ:選択必修 ★スポーツプロデュース:選択
【成績評価の方法と評価割合(%)】
基礎編:筆記試験(50%)
実践編:小レポート(10%)、筆記試験(40%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
必要に応じてハンドアウトを配付する。
○朝山正巳ら編著 『運動生理学』(東京教学社)