【シラバス基本情報】
科目名 | 体育実技T指導法 | |
担当教員 | 久林 直美・内田 智子・宮澤 太機・寺本 明日香 | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 講義及び実技 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
中学校および高等学校教諭免許状(保健体育)取得を視野に入れた本授業では、中学校および高等学校学習指導要領解説―体育(保健体育)編―体育(分野)の目標の達成を目指して、4種目の運動技能及びその効果的な指導法を取得することをねらいとする。
【到達目標】
@ 各運動種目の特性、及びルールや審判を理解して指導できる。
A 各運動種目の運動の行い方や指導法を選択したり、工夫したりして、合理的に運動や指導ができる。
B 各運動種目の運動や指導法に関心を持ち、積極的に授業に参加できる。
C 各運動種目において運動や指導に必要な技術を身につけて、運動や指導ができる。
【授業計画】
中学校および高等学校学習指導要領に示された運動種目のうち、陸上競技(走種目)、器械運動(マット運等と跳び箱運動)、体つくり運動(体ほぐし運動と体力を高める運動)、ゴール型球技(サッカー)の4領域を指導内容として、全30回をオムニバス方式で展開する。受講者を4クラス(A1,A2,B1,B2)に編成し、A1はT.陸上競技、U.器械運動、V.体つくり運動、W.サッカー、A2はU→V→W→T、B1はV→W→T→U、B2はW→T→U→Vの順に受講する。1運動種目の授業時間数は原則として7回とする。授業の初回及び最終回は全グループ合同で実施する。
週 内容 週 内容 1本授業の展開について 16V.体つくり運動の特性と子供の体力の現状 2T.Warming Up, Cooling Down, Drills 17V.体ほぐしの運動T:指導法T 3T.スタートダッシュの指導法 18V.体ほぐしの運動U:指導法U 4T.疾走フォームの指導法 19V.心と体の再発見(体ほぐし→体力向上へ) 5T.ハードリングの指導法1 20V.持久力・筋力を高める運動の指導法 6T.ハードリングの指導法2 21V.調整力・柔軟性を高める運動の指導法 7T.リレー競技の指導法 22V.体力つくり運動のまとめ(構成と発表) 8T.陸上競技審判法 23W.サッカーのルール 9U.器械運動の特性と安全管理 24W.キックの種類とトラップ 10U.マット運動:接転技の指導法 25W.オフェンスの指導法 11U.マット運動:平均立技・本転技の指導法 26W.ディフェンスの指導法 12U.マット運動:連続技への展開、技術指導 27W.試合と指導法 13U.跳び箱運動:切り返し系の指導法 28W.サッカーの審判法 14U.跳び箱運動:回転系の指導法、技術評価 29W.サッカーのまとめ 15U.器械運動のまとめ 30本授業のまとめ(筆記試験を含む)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
・ 授業時にテキストを持参することはもちろんのこと、授業前にはテキストの内容を予習し、授業後にはテ
キストを利用して授業内容を復習すること。
・ 陸上競技は雨天でも実施する場合があるので、運動着を持参するとともに学内掲示に注意すること。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@ 筆記試験(20%) A 授業観察(10%) 授業記録又は振り返り(10%)
B 授業観察(20%) C 授業観察(20%) と実技テスト(20%)
※ACの項目内の評価割合は上記を基本とするが、運動種目の特性によって若干異なる。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎体育実技T指導法 至学館大学
◎中学校学習指導要領解説―保健体育編―
◎高等学校学習指導要領解説―保健体育編―