【シラバス基本情報】
科目名 | 体育実技V指導法 | |
担当教員 | 班目 春彦・浅野 幹也・松本 秀彦・大城 あいり | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 講義・実技 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
中学校保健体育科教諭及び高等学校保健体育科教諭に必要な体育実技指導法を学ぶ本授業では、中学校学習指導要領−保健体育編―及び高等学校学習指導要領−保健体育編−の目標を理解し、「ゴール型球技(バスケットボール)」、「武道(柔道)」、「ダンス(リズムダンス)」、「ゴール型球技(ハンドボール)」の運動技能及びその効果的な指導法を修得するために以下の到達目標を設定する。
【到達目標】
@ 各運動種目の特性、及びルールや審判法を理解して指導できる。
A 各運動種目の運動の行い方や指導法を選択したり、工夫したりして、合理的に運動や指導ができる。
B 各運動種目の運動や指導法に関心を持ち、積極的に授業に参加できる。
C 各運動種目において運動や指導に必要な技術を身につける。
【授業計画】
中学校学習指導要領及び高等学校学習指導要領に示された「ゴール型球技(バスケットボール)」、「武道(柔道)」、「ダンス(リズムダンス)」、「ゴール型球技(ハンドボール)」の4領域を指導内容として、全30回を種目別に7回ずつ実施する。受講者を4クラス(A1、A2、B1、B2)に編成し、A1はT.柔道、U.ハンドボール、V.リズムダンス、W.バスケットボール、A2はU→V→W→T、B1はV→W→T→U、B2はW→T→U→Vの順に受講する。1運動種目の授業時間数は原則として7回とする。授業の初回及び最終回は全グループ合同で実施する。
実技を通して、@「知識及び技能(運動)」、A「思考力、判断力、表現力等」、B「学びに向かう力、人間力等」の観点から設定した目標を達成することを目指した授業を展開する。
週 内容 週 内容 1本授業の展開について(全グループ合同) 16Bハンドボールの歴史と競技規則 2@柔道の歴史、基本理念、礼法 17B個人技術(パス、キャッチ、ドリブル) 3@柔道の基本動作と受け身の重要性 18B個人技術(各種のシュート)の指導法 4@柔道指導法1 後受身と横受身 19B2人、3人の攻防、GKの技術の指導法 5@柔道指導法2 受身の種類と応用 20B審判と試合の展開法@ 6@柔道指導法3 投技(足技)と受身 21B審判と試合の展開法A 7@柔道指導法4 投技(腰技)と受身 22Bハンドボール授業のまとめ 8@柔道指導法5 固技(抑込技) 23Cバスケットボールの概説 9Aリズム及びリズムダンスの特性の理解 24C個人技術1(シュート、パス) 10Aリズムの特徴を捉えて踊る(4/4拍子) 25C個人技術2(ドリブル) 11Aリズムの特徴を捉えて踊る(3/4拍子) 26C個人技術3(ストップ、ターン) 12Aリズムダンス構成法(1)静と動 27C集団戦術1(アウトナンバーの攻防) 13Aリズムダンス構成法(2)個と群 28C集団戦術2(マンツーマンの攻防) 14A発表交流会運営法 29Cバスケットボールのまとめと実技テスト 15Aリズムダンス指導法の総括(発表会) 30本授業のまとめ(全グループ合同)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
学生に対する評価
各担当教員が到達目標の4項目について以下のとおり評価し、4種目の成績を総合的に評価する。
@ 筆記試験(20%)
A 授業観察(10%)と授業記録又は振り返り(10%)
B 授業観察(20%)
C 授業観察(20%)と実技テスト(20%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
・ 文部科学省、「中学校学習指導要領解説 保健体育編」、東山書房、2018
・ 文部科学省「、高等学校学習指導要領解説 保健体育編」、東山書房、2009・ 文部科学省、「学校体育実技指導資料第2集 柔道指導の手引(三訂版)」、東洋館出版、2014
その他適宜紹介する。必要に応じて資料を配付する。