【シラバス基本情報】

科目名 健康運動U指導法
担当教員 大槻 洋也・平田 裕一・池野 尚美・菅野 昌明・森山 善文
配当年次 3年
履修方法 選択必修
開講時期 通年
授業形態 講義・実技
単位数 2
備考 障がい者スポーツの指導及び普及発展に直接関わってきた経験を活かし、各種の障がい者スポーツを実際に体験し、指導法を学ばせている。

【授業目標】

 本授業は、健康維持・増進等を目的としてスポーツ活動をする中・高年齢者、障がい者(児)を対象としたスポーツ指導法の習得をねらいとする。講義では生活習慣病予防について理解を深め、実技では対象者に合わせ、安全かつ効果的なスポーツ指導ができる指導法を学ぶ。スポーツプログラムの作成及び指導ができ、即戦力の運動指導者を教育・育成をする。

【到達目標】

 @ 生活習慣病に即した運動プログラムの作成ができる。
 A 高齢者及び要介護者に対しての運動指導ができる。
 B メディカルフィットネスの運動指導ができる。
 C 障がい者のスポーツを理解して運動指導ができる。

【授業計画】

 @生活習慣病運動処方(講義)、A介護予防運動(講義・実技)、Bメディカルフィットネス指導法(講義・実技)、Cアダプテッド・スポーツ(実技)。履修者は、4グループ(A1・A2・B1・B2)に分かれ、A1は@ABC、A2はA@CB、B1はBC@A、B2はCBA@の順に受講する。前期授業の初回及び後期授業の初回については、4グループ合同で実施する。

内容
内容
1
本授業(前期)の展開について
16
本授業(後期)の展開について
2
@運動プログラム作成の理論及び注意事項
17
Bメディカルフィットネスとは
3
@肥満症を合併する場合の運動プログラム
18
B運動負荷試験実施前の知識
4
@高血圧症を合併する場合の運動プログラム
19
B運動負荷試験について
5
@糖尿病を合併する場合の運動プログラム
20
B運動指導現場のリハビリテーションT
6
@虚血性心疾患を合併する運動プログラム
21
B運動指導現場のリハビリテーションU
7
@変形性膝関節症を合併する運動プログラム
22
B運動指導の実際
8
@腰痛症を合併する場合の運動プログラム
23
Bまとめ(実践・ドリル)
9
A介護予防の意義・リスクマネージメント
24
C競技用車椅子を使用したスポーツ
10
Aフレイル・サルコペニア
25
C車椅子バスケットボールT
11
A高齢者の身体機能評価@ 筋力 歩行能力
26
C車椅子バスケットボールU
12
A高齢者の身体機能評価A 平衡性 周径位
27
C視覚障がい者のスポーツ指導法
13
A高齢者に対する運動療法@ 徒手抵抗訓練
28
C知的障がい者のスポーツ指導法
14
A高齢者に対する運動療法A コグニサイズ
29
C上肢・下肢切断者のスポーツ指導法
15
Aロコモティブシンドローム
30
Cスポーツプログラムの作成・発表

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 実技のできる服装で参加する。
 各授業には、必ず筆記用具を持参する。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 担当教員(4名)の評価が各60%以上であることを単位認定の要件とする。各指導方法の知識について(60%)、指導案作成について(40%)それらを合計して評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 各担当教員から提示する。