【シラバス基本情報】
科目名 | 健康運動指導士演習 | |
担当教員 | 仲 立貴 | |
配当年次 | 4年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
個々人の心身の状況に応じた、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成及び指導を行うことができる専門家を目指す上で取得すべき標準的な資格のひとつとして、公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定する「健康運動指導士」の資格がある。本授業では、この資格制度のカリキュラムに沿って授業を行い、専門科目で習得した健康運動指導のための知識を統合し、かつハイリスク者も対象とした安全で効果的な運動指導法の知識と技能を習得することをねらいとする。
【到達目標】
@ 健康運動指導士の試験に合格できる知識を身につける。
A 健康運動指導士の試験に合格できる技能を身につける。
B 健康運動指導法に関心を持ち、自ら課題に取り組もうとする資質や能力を身につける。
【授業計画】
健康運動指導士のテキスト上巻に沿って行う。
第1回の授業で模擬試験を行い、3年間の専門学習の成果による現在の実力と得意・不得意分野を判断する。
毎週予習とe-ラーニングによる問題の宿題(復習)を行う。
週 内容 1ガイダンス 健康運動指導士の模擬試験 2健康管理概論 3健康づくり施策概論 4生活習慣病(メタボリックシンドローム、肥満症、高血圧) 5生活習慣病(脂質異常症、糖尿病) 6生活習慣病(虚血性心疾患、運動器退行性疾患) 7運動生理学(呼吸器・循環器・神経系・骨格筋系・内分泌系と運動) 8運動生理学(免疫能・環境と運動) 9機能解剖とバイオメカニクス(バイオメカニクス 力学) 10機能解剖とバイオメカニクス(機能解剖) 11健康づくりの運動の理論(運動条件、筋量増強、筋パワー、筋持久力、全身運動) 12健康づくりの運動の理論(障害者) 13健康づくりの運動の理論(こども、女性、高齢者) 14運動障害と予防 15身体活動量の定量法とその実際
【履修上の注意(含予習・復習)等】
3年次に資格に関するガイダンスを実施するので、必ず参加する。
毎週の宿題(予習・復習)を必ずやってくる。
履修条件:原則として健康運動指導士の資格取得希望者のみ。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@ 毎週の宿題:30%、
A 期末試験:70%
@とAでの合計評価が60%以上であることを単位認定の要件とする。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎『健康運動指導士養成講習会テキスト 上・下』公益財団法人健康・体力づくり事業財団(社会保険研究所)
購入方法については、資格に関するガイダンスで指示する。
◎『健康運動指導士試験攻略トレーニング問題集』呉 泰雄、仲 立貴(ほおずき書籍)