【シラバス基本情報】
科目名 | 専門演習 | |
担当教員 | 後藤 英之 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 4 | |
備考 | 医師資格及び病院等での勤務経験を活かし、身体運動の心身の健康体力への医学的効果を解説している。 |
【授業目標】
スポーツ外傷・障害の発生の予防は、トレーニング活動の継続を可能とするとともに、効率的にスポーツパフォーマンスを向上させることにも寄与する。
本演習では、スポーツ外傷・障害の発生メカニズムを解剖学的及び運動機能学的な観点から考察する。さらに、競技及び生涯スポーツの活動に貢献できる方法の発案のために、研究計画の立案と検証ができる能力を身につけることをねらいとする。
【到達目標】
@ 解剖学及び運動機能学の知識を学ぶ。
A スポーツ外傷・障害の発生予防について介入、提案する。
B 運動器に対する様々な評価方法について学び、測定及び分析ができる。
C 科学的見地と客観的分析に基づいて、自ら研究計画を立案することができる。
D 研究計画の目的・意義を理解し、詳細に説明することができる。
【授業計画】
運動器のスポーツ外傷・障害に関する分野において、運動器超音波、運動器解剖学、動作解析に関するテーマを各自で選び,文献検索を行い、論説(レビュー)を行う。
測定機器(身体測定方法、関節可動域測定、超音波検査装置、動作解析装置など)の基本的な使用法と評価法を学び、グループ単位で測定・分析し、発表を行う。各自、卒業研究に関連した内容について研究論文の解説、研究結果を報告する。
週 内容 週 内容 1オリエンテーション 16オリエンテーション 2研究発表@ - 1(研究のデザイン) 17測定演習1(身体測定方法) 3研究発表@ - 2(研究の目的と意義) 18測定演習1(データ分析、発表) 4研究発表@ - 3(研究の方法) 19測定演習2(超音波検査装置) 5運動器評価法1 (身体計測方法) 20測定演習2(データ分析、発表) 6運動器評価法2 (可動域測定方法) 21測定演習3(エラストグラフィー) 7研究発表A - 1(先行研究の考察@) 22測定演習3(データ分析、発表) 8研究発表A - 2(先行研究の考察A) 23測定演習4(動作解析) 9研究発表A - 3(先行研究の考察B) 24測定演習4(データ分析、発表) 10研究発表A - 4(先行研究の考察C) 25測定演習5(加速度解析) 11研究発表B - 5(研究計画発表@) 26測定演習5(データ分析、発表) 12研究発表B - 6(研究計画発表A) 27測定演習6(画像解析) 13研究発表B - 7(研究計画発表B) 28測定演習6(データ分析、発表) 14研究発表B - 8(研究計画発表C) 29研究発表C(プレリミナリー発表会) 15まとめ 30まとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
演習では運動器解剖学及び機能解剖学についての知識が必要である。積極的に文献検索を行うとともに、各自の興味、関心を深めつつ、課題に取り組む。演習課題として提示したテーマに関しては、授業中に考察する時間を設け、授業内容への理解度を深め、知識の定着を促す。
対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
・ 授業内で行う研究発表(25%)@A
・ 測定演習結果のレポート(25%)B
・ 研究発表C(50%)CD
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
○『スポーツ医学研修ハンドブック(基礎科目・応用科目)』文光堂
○『復帰を目指すスポーツ整形外科』メジカルビュー社
○『スポーツ指導者のためのスポーツ医学』南江堂
○『ストレングストレーニング&コンディショニング』第3版 ブックハウスHD
○『これから始めるスポーツエコー』メジカルビュー社適時参考資料プリントを配付する。