【シラバス基本情報】
| 科目名 | 教育課程論（含カリキュラム・マネジメント） | |
| 担当教員 | 新井 忠 | |
| 配当年次 | ３年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | 文部科学省職員及び県教育委員会での管理職並びに校長を含む教員の経験を活かし、教育課程について、教育現場に照らし合わせて実践的に学ぶ授業を行っている。 | |
【授業目標】
学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、教科横断的な視点をもった教育課程編成の留意点や各学校においてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義や方法を理解する。
【到達目標】
① 学習指導要領及び子どもたちや地域・学校の実態等に基づいた教育課程の意義及び編成の方法を理解し、
評価してマネジメントする一連のPDCAサイクルについて理解できる。
② 求められる資質・能力、学びを実現する教育の内容の組織的な配列について理解できる。
【授業計画】
教育課程の役割・機能・意義について 教育課程編成の基本原理 教育課程が果たす役割（学習指導要領の変遷と新しい教育課程） 初等教育の教育課程・指導計画 中学校における教育課程・指導計画の編成方法 高等学校における教育課程・指導計画の編成方法 学習の基盤となる資質・能力 学習の基盤となる資質・能力の育成 現代的諸課題に対応する資質・能力の育成の実際（健康・安全・食） 現代的諸課題に対応する資質・能力の育成の実際（環境・持続可能な社会） 現代的諸課題に対応する資質・能力の育成の実際（伝統文化・地域創生） カリキュラム・マネジメントの意義 カリキュラム・評価の考え方 社会に開かれた教育課程 まとめ ― 今後のカリキュラム・マネジメントに必要な視点 ―
【履修上の注意（含予習・復習）等】
教員免許状取得だけでなく、教職に就くことを目指す学生に限る。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
到達目標①②について、以下のとおり評価する。
①②課題レポート（30％）
①②期末試験（70％）
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎文部科学省、｢中学校学習指導要領(平成29年告示)｣､｢高等学校学習指導要領(平成30年告示)｣
〇文部科学省､｢小学校学習指導要領(平成29年告示)｣､田中耕治・水原克敏・三石初雄・西岡加名恵著､｢新しい 時代の教育課程第4版｣､有斐閣アルマ､2018､広岡義之､｢はじめて学ぶ教育課程｣､ミネルヴァ書房､2016 その他､必要に応じて資料を配付する