【シラバス基本情報】

科目名 給食経営管理論
担当教員 藤田 静子
配当年次 2年
履修方法 選択
開講時期 前期
授業形態 講義
単位数 2
備考 病院や介護老人保健施設の勤務経験を活かし給食経営全般のマネジメントできるための知識が獲得できるように実践事例を通して学ぶ授業を行っている。

【授業目標】

 給食管理は経済活動の一つである。給食経営とは、事業目標を達成するために経営環境の変化に対応しつつ、経営計画に基づき、経営資源をいかして給食を提供することであり、合理的な組織を構築し人材を育成して組織管理を行う必要がある。したがって、そこには経営管理の基本的な考え方や手法を踏まえた運営が必要である。 本講義では、給食を円滑に運営するために関連の資源を総合的に判断し、給食経営全般のマネジメントを行う能力を身につけ、給食に関わる組織や経費、マーケティングの原理や応用を理解することをねらいとする。

【到達目標】

 @ 給食運営や関連の資源を総合的に判断し、栄養面、安全面、経済面全般のマネジメントができる。
 A マーケティングの原理や応用について理解するとともに、組織管理などマネジメントの基本的な考え方や
  方法が分かる。 

【授業計画】

 給食経営管理の理論・方法を修得するために、次の項目についてパワーポイントや資料を適宜用いながらの講義を実施する。

内容
1
給食の概念について                    第1章 1〜2
2
給食のシステム、給食経営と組織について          第1章 3、 第2章
3
栄養・食事管理について                  第3章 1〜4
4
給食の品質について                    第4章 
5
給食の生産(原価管理)について              第5章 1
6
給食の生産(食材管理)について              第5章 2
7
給食の生産(生産と提供)について             第5章 3
8
中間筆記試験と今までのまとめ
9
給食の安全・衛生について                 第6章
10
給食の事故・災害対策について               第7章
11
給食施設・設備、人事・事務について            第8、9章
12
施設別給食@(病院、高齢者福祉施設)           第10章 1〜2
13
施設別給食A(児童福祉施設、障がい者施設)        第10章 3〜4
14
施設別給食B(学校、産業給食、その他)           第10章 5〜9
15
期末試験及びその解説と国家試験対策       

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 テキストの該当ページを必ず読んでおくこと。
 授業で使用する資料は、前日までにコースにアップするので、紙媒体で欲しい場合は事前にプリントアウトしておくこと。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 中間筆記試験(40%)と期末筆記試験(60%)を合計して評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎カレント「給食経営管理論」(第3版) 松井元子・富田圭子編著  建帛社