【シラバス基本情報】

科目名 栄養管理実習
担当教員 今枝 奈保美・杉島 有希
配当年次 2年
履修方法 選択
開講時期 後期
授業形態 実習
単位数 1
備考 A・Bクラス別開講

【授業目標】

 近年、ライフスタイルの多様化に伴い、食事内容、栄養素摂取状況において個人によるばらつきが大きくなってきた。そのため、栄養状態や身体状況に応じた個々人の栄養管理を行うことは重要な課題である。本実習では、食事調査、身体計測(体格、体脂肪等)などを行い、人の栄養状態を総合的に評価・判定(栄養アセスメント)するために必要な技法を学び、さらに、個人の状況に応じた栄養計画を立てることができるようになることをねらいとする。

【到達目標】

 @ 料理に使用する食材の大まかな重量を把握することができる。
 A 食事調査方法についての技法を理解し、個人の状況に応じた栄養計画を立てることができる。
 B 自らの体格・身体組成を把握し、個人の状況を分析・評価し、総合的に判定することができる。

【授業計画】

内容
1
食事調査方法の説明(今枝)
2
食事調査方法の実施(今枝)
3
料理重量推定(今枝)
4
料理重量推定(今枝)【レポート作成】
5
食事記録法(写真法)の入力(今枝)
6
食事記録法(写真法)の栄養評価(今枝)
7
食事記録法と食物摂取頻度調査法から得られた結果の比較検討(今枝)
8
食事記録法と食物摂取頻度調査法から得られた結果と栄養計画(今枝)【レポート作成】
9
栄養ケア・マネジメントの流れ(杉島)
10
体格・形態・身体組成の測定理論(杉島)
11
体格・形態・身体組成の評価(杉島)
12
問診による栄養状態の評価(杉島)
13
エネルギー消費量の評価(杉島)
14
個人の総合的な分析・評価(杉島)【レポート作成】
15
まとめと筆記試験(今枝・杉島)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 栄養管理論(含アセスメント)の内容を必ず復習し、よく理解しておくこと。 

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 内容別レポート3回分(50%)@AB
 筆記試験(50%)@AB

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎日本食品標準成分表2015
 ◎実習テキスト(担当教員が作成・配付)
 ◎改訂公衆栄養ワークブック(出版社 みらい)
 ◎公衆栄養学2020年版 (医歯薬出版)