【シラバス基本情報】
科目名 | 解剖生理学実験U(含運動生理) | |
担当教員 | 多田 敬典・三浦 裕 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 実験 | |
単位数 | 1 | |
備考 | A・Bクラス別開講 |
【授業目標】
栄養と運動の幅広い知識を身につけ、健康運動の指導者として役立てるため、自らが測定者・被測定者となって身体の仕組みや健康運動の効果をいろいろな測定機器を用いて体験学習する。また、解剖生理学の授業で学んだ、私たちの恒常性の維持に重要な腎臓、心臓、眼や耳等の機能を実験実習により確かめると共に、実験結果を科学的な視点で論理的に考察する力を身につける。
【到達目標】
@ 生体内の恒常性維持機構を客観的に評価することができる。
A 実験データをExcelを用いて、グラフ作成及び統計処理(有意差検定)ができる。
B 実験結果に基づき、自分の考えを考察することができる。
【授業計画】
各種実験において測定終了後、 得られた各班のデータをExcelにてグラフを作成・統計処理等を行い、レポートとして提出する。
最後の授業で実験内容をパワーポイントにまとめ実験結果・考察を発表し、クラスで討論する。
週 内容 1解剖生理学実験に必要なレポートの書き方とExcelを用いたグラフ作成・統計解析(応用編) 2糖負荷試験による内分泌変化を介した血糖調節機能の客観的評価 3心電図、心拍数及び血圧解析によるウォーキンング・ジョギング効果の客観的評価 4筋電図解析による随意運動、反射運動時筋収縮の客観的評価 5皮膚感覚、重量感覚、幻肢感覚の解析による感覚機能の客観的評価 6肺活量測定による、ウォーキング・ジョギング時の呼吸機能の客観的評価 7深部体温、表面体温測定による体温調節機能の客観的評価 8発表会(データについての討論) 9 10 11 12 13 14 15
【履修上の注意(含予習・復習)等】
1年次に「情報基礎演習」[解剖生理学実験T」で学んだExcel、統計及びパワーポイントの操作法をあらかじめ学修していることが望ましい。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
各実習の出席とレポート、プレゼンテーション(発表会)、期末試験結果を総合して評価する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎解剖生理学 人体の構造と機能 第3版 (栄養科学イラストレイテッド)(羊土社)
GAKKAN net Courtから各回の実習プリントを印刷し、授業に持ってきて下さい。