【シラバス基本情報】
| 科目名 | ライフステージ栄養学Ⅰ | |
| 担当教員 | 今枝 奈保美 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 必修 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | 行政機関における市民の栄養指導や高齢者施設での栄養指導に直接関わってきた経験を活かし、地域・職域分野でのヘルスプロモーションを実践するためのマネジメント能力を養う授業を行っている。 | |
【授業目標】
栄養状態や心身機能に応じた栄養管理（栄養ケア・マネジメント）基本的な考え方についての理解を問う。
食事摂取基準の策定方法や科学的根拠についての理解を問う。
各ライフステージにおける栄養状態や心身機能の特徴に基づいた栄養管理についての基礎的な理解を問う。
【到達目標】
理論にそった栄養ケア・マネジメントが説明できる。
大学生を対象に、アセスメント結果からの現状把握と課題の抽出、目標の決定が提案できる。
食事摂取基準の理論がエネルギー・栄養素別に説明できる。
食事摂取基準を、健康の増進及び生活習慣病を予防するために活用できる。
高齢期の栄養アセスメントと栄養ケアが説明できる。
【授業計画】
栄養管理の考え方・栄養管理の概念・栄養スクリーニング 栄養管理の考え方と進め方・栄養評価 栄養管理の進め方・栄養介入・アウトカム（結果）評価及びその管理と管理システム 栄養管理の考え方と進め方・大学生の栄養管理演習 栄養素必要量の科学的根拠・出納法・欠乏実験と飽和量から求める方法等 食事摂取基準の基礎理論・総論 食事摂取基準の策定理論・エネルギー産生栄養素 食事摂取基準の策定理論・ビタミン 食事摂取基準の策定理論・ミネラル 食事摂取基準ライフステージ別理論と活用 成人期の栄養(1)・身体状況の変化・栄養状態の変化・栄養状態の評価と判定 成人期の栄養(2)・栄養素必要量と摂取安全域の考え方・生活習慣病・特定健診 例題演習：食事摂取基準における指標の策定方法、食事摂取基準の活用 高齢期の栄養(1)・身体状況の変化・栄養状態の変化・栄養状態の評価と判定 試験、栄養管理・栄養評価、食事摂取基準の策定と活用
【履修上の注意（含予習・復習）等】
「ライフステージ栄養学Ⅱ」につなぐことができるよう、栄養管理の技法を習得していく。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
毎回の講義後のリフレクション報告30% 課題レポート15％、筆記試験55％。
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎朝倉書店 応用栄養学 第3版 江上いすず、
◎第一出版 管理栄養士・栄養士必携－データ・資料集－ 2024年度版 日本栄養士会