【シラバス基本情報】

科目名 解剖生理学実験T
担当教員 多田 敬典
配当年次 1年
履修方法 選択
開講時期 後期
授業形態 実験
単位数 1
備考 A・Bクラス別開講

【授業目標】

 解剖生理学講義で学んだ各臓器と神経系及び内分泌系のの構造、及び機能的繋がりを理解することを目的とする。さらに血液検体及びマウスを用い、染色体・細胞レベルから個体レベルまで統合的に生体の特徴が理解できるようになることをねらいとする。また実験手技の基礎技術を習得すると共に、実験結果を科学的な視点で論理的に考察する力を身につける。

【到達目標】

 @ 各臓器の構造と機能的繋がりが理解できる。
 A Excelを用いて、実験データのグラフ作成及び統計処理(有意差検定)ができる。
 B 実験結果に基づき、自分の考えを考察し、発表することができる。

【授業計画】

 各種実験において測定終了後、 得られた各班のデータをエクセルにてグラフを作成・統計処理等を行い、レポートとして提出する。
 実験内容をパワーポイントにまとめ実験結果・考察を発表し、クラスで討論する。

内容
1
解剖生理学実験に必要なレポートの書き方とExcelを用いたグラフ作成・統計解析(基礎編) 
2
煮干しの解剖による人体と魚類の類似点及び相違点の探索
3
赤血液凝集反応による血液型の判定と臨床意義の理解
4
血球及び染色体の標本作製と顕微鏡観察による特徴の理解
5
糖尿病モデルマウスを用いたホルモンや自律神経系による糖代謝調節機構の理解
6
マウス解剖による各種臓器の構造の把握と機能の理解
7
解剖生理学実験を応用した自主調査及び研究の発表
8
期末試験及びまとめ
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【履修上の注意(含予習・復習)等】

 解剖生理学講義での学修の振り返りを行うこと。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 各実習の出席とレポート、第7回のプレゼンテーション(発表会)、期末試験結果を総合して評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎解剖生理学 人体の構造と機能 第3版 (栄養科学イラストレイテッド)(羊土社)
 GAKKAN net Courtから各回の実習プリントを印刷し、授業に持ってきて下さい。