【シラバス基本情報】

科目名 健康運動実習T<水泳・水中運動>
担当教員 近藤 加奈恵
配当年次 1年
履修方法 選択
開講時期 前期(集中授業)
授業形態 実技
単位数 1
備考

【授業目標】

 水の特性(浮力・抵抗)を理解し、水の特性を利用して目的に応じたアクアビクスの実践、指導法及びプログラミングの能力を習得する。

【到達目標】

 @ 基本的な水中運動の技術を習得して、実践ができる。
 A 対象者に応じた指導法を活用して指導ができる。
 B 水の特性や、水中運動処方の方法を理解し、指導ができる。
C 4つの泳法ができるようになる。

【授業計画】

 屋外プールでの実施であることから、前半数回は講義室において講義を行い、水の特性、水中環境及びアクアビクスの進め方についての理解を深める。水温が確保される5月下旬以降は、屋外プールにおいて実施する。
 スケジュールの詳細は、第1回目のオリエンテーションで発表するので、履修希望者は必ず出席すること。

 T. 講義
   ・ オリエンテーション(授業の進め方、プール使用上の注意)
    ・ 水の特徴 (水圧・水温・浮力・抵抗)
   ・ 水中運動と特色・効果
   ・ 水中運動のバリエーション
   ・ アクアビクスのプログラミングにおけるポイントと注意点

 U. 実技
   ・ 指導上の注意点
   ・ 入水と浮力及び水抵抗感覚実習
   ・ 上下肢の移動速度と水抵抗の増減の体感実習
   ・ 基本動作 (水中歩行運動と水深の影響・ウォーキング・ジョギング・ジャンプ)
   ・ 持久力改善プログラムの実践及び指導法
   ・ 筋力アップ・パワー改善プログラムの実践及び指導法
   ・ さまざまな道具を使ったアクアビクスの実践と指導法(浮板による抵抗運動と筋力発揮)
   ・ 各種運動直後の心拍数反応の測定
   ・ リラクゼーションプログラム
   ・ テスト(アクアビクスのプログラミング・実践指導)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 プール実習時は、水着・水泳帽・タオル等を持参すること。
 (ピアスなどアクセサリー類・メイク等は事前に取ること。)
 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 ・ レポート:20% AB
 ・ アクアビクスのプログラミング(実技):80% @C

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 随時プリントを配付する。