【シラバス基本情報】
科目名 | 分析化学 | |
担当教員 | 保住 建太郎 | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
分析化学の基本用語や知識、食品や生体成分に含まれる無機化学合物(金属や塩)、有機化合物(糖質、脂質、タンパク質など)の化学的性質や量的取り扱いや、これらの分析方法について理解することを学習目標とする。これらの知識を基に、基本的な化学の法則と分析法との関係について初歩から学習する。
【到達目標】
@ 物質の構造と化学結合について理解する。
A 化学反応の原理と、生体中の物質の変化が化学反応によって成り立っていることを説明できる。
B 栄養素や生体を構成する化学物質の種類と、その分析方法を説明できる。
【授業計画】
前回の授業に関する小テストを実施し、知識の定着を図るとともに復習と解説をおこなう。
週 内容 1物質の構成と基本粒子 2原子と分子、化学結合 3物質の変化T:化学変化 4物質の変化U:中和反応・酸化還元反応 5物質の三態、物質を数える単位(モル) 6溶質・溶媒と浸透圧 7酸と塩基 8栄養素と有機化合物T:炭化水素と官能基 9栄養素と有機化合物U:糖類の化学 10栄養素と有機化合物V:脂質の化学 11栄養素と有機化合物W:アミノ酸の化学 12分析データの取り扱いと基礎理論 13クロマトグラフィーを利用した栄養素や生体成分の分析 14生物学的手法を利用した栄養素や生体成分の分析 15まとめと試験
【履修上の注意(含予習・復習)等】
・ 毎回の講義で確実に知識を習得するように努めること。理解できなかったところは、必ず復習・質問など
により解消すること。
・ 重要ポイントに的を絞って講義を行うので、参考書や配布プリントなどをうまく利用して理解を深めること。
・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
期末科目修了試験80% @AB、小テストと提出課題20% @AB、受講態度(出席など)も含め総合的に評価する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎北原重登 など著「食を中心とした化学 第5版」(東京教学社)
配付資料