【シラバス基本情報】

科目名 臨床栄養・公衆栄養・給食経営管理臨地実習
担当教員 井上 啓子・今枝 奈保美・上田 洋子・藤田 静子
配当年次 3年
履修方法 選択
開講時期 前期(集中)
授業形態 実習
単位数 3
備考

【授業目標】

 臨地実習は、「実践活動の場での課題発見(気付き)、問題解決を通して、栄養評価・判定に基づく適切な栄養マネジメントを行うために必要とされる専門的知識及び技術の統合を図る。」ために行う実習である。大学の授業で修得する知識・技術を栄養管理の実践の場面に適用し、理論と実践を結び付けて理解できることをねらいとしている。

【到達目標】

 病院・福祉施設・保健所・事業所などの実践の場での管理栄養士の役割や業務内容が理解できる。
 栄養評価・判定に基づく適切な栄養マネジメントが理解できる。
 管理栄養士の専門性が理解できる。
 「栄養管理とは」が理解できる。

【授業計画】

 臨地実習期間 
 2週間 臨床栄養(医療施設)
 1週間 公衆栄養・臨床栄養・給食経営管理 

 臨床栄養臨地実習では、主に病院においての実習を行う。
 栄養部門の業務全体像の概略や、医療の場で実際にどのような栄養管理が行われているかを知る。さらに、実体験を通して管理栄養士として働く上で必要な知識・技術、栄養食事指導に必要な能力、栄養管理プロセスの実際についてなどを学習する。

 公衆栄養臨地実習では、保健所・保健センター、健康増進センターにおいて実習を行う。
 地方の栄養行政においてどのような事業が実施されているのか、「健康日本21」が地方自治体でどのように実施されているのかを知る。地域の栄養問題を考える必要性、栄養マネジメントの重要性について学習する。

給食経営管理臨地実習では、学外における集団給食の管理運営全般について、経営面(食品流通や給食に関わる組織や経費等)を含め、どのような専門知識及び技術が必要かなどについて学習する。

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 臨地実習事前事後指導に必ず出席すること。
 臨地実習の手引きを熟読する。
 学生の身分であるとはいえ、社会人としての意識を持って行動に責任を持つこと。
 管理栄養士の実務に接する貴重な期間であることを認識し、積極的に行動する。 

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 臨地実習先からの評価表(50%)と実習内容をまとめたノート(50%)で評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎管理栄養士臨地実習の手引き(学科から配付)

 ○栄養士必携 
 ○日本食品標準成分表