【シラバス基本情報】
科目名 | 専門演習 | |
担当教員 | 杉島 有希 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 4 | |
備考 |
【授業目標】
近年、スポーツ栄養に対する関心が急速に高まってきたが、現場における食事管理は、いまだスポーツ選手あるいは指導者が個人で経験的に取り組んでいるケースも少なくない。しかしながら、スポーツ選手に対する適切な栄養マネジメントは、十分な栄養学的及び運動生理学根拠に基づいて適切に実践されなければならない。この授業では、栄養、スポーツ(運動)に関連した文献講読や実際に選手に対する栄養マネジメントを行うことによって、将来、スポーツや健康増進の現場で即戦力として活躍するための実践能力を養うことをねらいとする。
【到達目標】
@ 対象選手の目的に応じた栄養アセスメント方法を選択することができる。
A スポーツ選手に対して栄養アセスメントを実施し、個人の特性について分析・評価することができる。
B アセスメント結果をもとに、対象選手の特性や目的にあった栄養ケア計画を立案することができる。
C スポーツ選手に対する栄養マネジメントを企画・実施し、評価することができる。
【授業計画】
この授業では「理論から実践へ」を重要視しているため、演習形式(学外実習含む)で行う。授業テーマに関する解説を行った後に、グループワーク、演習を行う。各テーマ終了後に、各自でまとめたレポートを提出してもらう。実際に競技スポーツ現場や健康増進施設でのマネジメントを体験することによって、運動・スポーツ分野における栄養マネジメント方法について学習する。さらに、卒業論文研究の基礎作りを行う。
週 内容 週 内容 1ガイダンス 16実業団ボート選手への食事提供(事前指導) 2関連文献講読:文献講読に関する注意点 17実業団ボート選手への食事提供(準備) 3関連文献講読:文献検索 18実業団ボート選手への食事提供 4関連文献講読:文献講読 19サッカー選手への食事提供(事前指導) 5スポーツ現場で活躍する管理栄養士の講話 20サッカー選手への食事提供(準備) 6食トレアプリを使用したサポート 21サッカー選手への食事提供 7食トレアプリを使用したサポート(討論) 22サッカーチームの試合帯同(事前指導) 8高校スポーツ選手に対するサポート(見学) 23サッカーチームの試合帯同(準備) 9〃 (身体測定) 24サッカーチームの試合帯同 10〃 (結果のFB) 25卒業論文研究の準備:テーマの決定 11〃 (調査票のチェック) 26卒業論文研究の準備:文献収集 12学外講演:スポーツ栄養学会(講演) 27卒業論文研究の準備:研究方法の検討 13学外講演:スポーツ栄養学会(一般演題) 28卒業論文研究の準備:研究計画の立案 14バスケイベントにおけるブース出展(準備) 29卒業論文研究の準備:データ取り、実験準備 15バスケイベントにおけるブース出展 30授業のまとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
予習として、「栄養学」、「運動生理学」、「生化学」を復習し、よく理解しておくこと。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
プレゼンテーション(50%)@ABC、小レポート(50%)@ABCを合計して評価する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
必要に応じてパワーポイントや資料を配付する。