【シラバス基本情報】
科目名 | 食育演習T | |
担当教員 | 木村 具子 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 前期(一部集中) | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 | 栄養教諭の経験を活かし、地産地消や郷土食など学校教育現場に取り入れられている食育の実際を学び、その具体的な方法について実践的に学ぶ授業を行っている。 |
【授業目標】
食育基本法が策定された背景や第4次食育推進基本計画について理解し、これらに掲げられている目標値を達成するために必要な知識を身につける。食べ物に関する栄養的な知識はもちろんのこと、食べ物の栽培収穫などを通して食べ物の大切さを知ることや、食べることの重要性、郷土食、地産地消など、「食に関する授業(食育)」を行うためには身につけるべき事柄は多い。この演習ではこれら、食育を行うにあたって必要とされる幅広い知識や技術を習得・体験し、身につけることをねらいとする。
【到達目標】
@ 食育基本法及び食育推進基本計画について理解し、問題点を把握できる。
A 第4次食育推進計画に掲げられている事柄に、自ら積極的に取り組むことができる。
B 体験したことや学んだことを分かりやすく人に伝えることができる。
【授業計画】
保育所・学校、地域などの食育に関する知識を得るために、関連のある場所へ見学に出かけたり、調査を行ったりする。自らが体験したことをまとめて発表する。
週 内容 1オリエンテーション・授業の進め方について 2食育基本法及び第4次食育推進基本計画の概要を理解する 3地産地消について知る 「げんきの郷」の見学を行い、地元の農産物について知る 4地産地消について知る 地元大府の農産物を使用するレシピを考案・試作する 5農業体験 「げんきの郷」で収穫等の農業体験をする 6学校給食と地産地消 学校給食に取り入れられている地元の農産物を調査 7学校給食と地産地消 レポートにまとめた後、プレゼンテーションを行う 8郷土料理と地域の歴史 出身地の郷土料理について歴史や特産物との関連を含めて調査 9郷土料理と地域の歴史 献立作成とレシピ紹介の作成 10郷土料理と地域の歴史 レポートにまとめた後、プレゼンテーションを行う 11郷土料理と地域の歴史 郷土食のレシピをもとに調理実習を行う 12食品の流通・生産について知る 卸売市場等の見学 13地産地消を行う食品工場の見学 14郷土料理に関連のある食品工場の見学 15まとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
学外での授業の場合には、教員以外に施設の担当者の指示に従うこと。
対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
レポート(50%)@A
プレゼンテーション・取り組み姿勢(50%)B
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
授業時に資料を配付する。