【シラバス基本情報】
科目名 | 専門演習 | |
担当教員 | 今枝 奈保美 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 4 | |
備考 | 行政機関における市民の栄養指導や高齢者施設での栄養指導に直接関わってきた経験を活かし、地域・職域分野でのヘルスプロモーションを実践するためのマネジメント能力を養う授業を行っている。 |
【授業目標】
公衆栄養学における専門知識を国際レベルで習得するために、ヘルスプロモーション及び栄養疫学に関する資料を輪読する。
管理栄養士としてのマネジメントスキルを高めるために、自分で収集した公衆栄養実践事例について、プレゼンテーションできるようにする。
今年度は第70回日本栄養改善学会が愛知県内で開催されるので、学生として参加することで、管理栄養士の実践研究について具体的に学修する。
【到達目標】
・ Webで検索した健康情報を正しく解釈できる。
・ 集団の栄養調査結果等のデータ解析ができる。
・ ヘルスプロモーションや栄養疫学分野の日本語・英語文献が収集できる。
【授業計画】
週 内容 週 内容 1オリエンテーション 16大集団を対象にした料理や食事提供の評価 2最新の公衆栄養施策等の健康情報収集 17演習(WHO、FAOに関する情報検索) 3コーホート研究、症例対象研究 18日本語論文の検索手法演習 4プレゼンテーション 19食事調査データの解析演習 1 5公衆栄養学・疫学の研究論文の抄読 20健康意識アンケート票の開発 6公衆栄養学・疫学の研究論文の抄読 21アンケート結果の集計演習 7第70回日本栄養改善学会の見学1 22プレゼンテーション 82022版食品成分表の活用とその変遷 23プレゼンテーション 9健康科学論文の読み方演習 24卒業準備・基礎的知識確認 10第70回日本栄養改善学会の見学2 25研究計画の立案演習 1 11Webツールを用いた英文の健康情報の収集 26研究計画の立案演習 2 12第70回日本栄養改善学会の見学3 27研究計画の立案演習 3 13大集団を対象にした料理や食事評価の演習 28食育分野の研究手法 14大集団を対象にした料理や食事評価の演習 29地域の成人対象の食育研究手法 15大集団を対象にした料理や食事評価の演習 30青少年対象の食育研究手法
【履修上の注意(含予習・復習)等】
最近はWeb環境が整った影響で、食と栄養に関する専門的教育を受けていない一般の人でも、多彩な知識を持っている。食の専門家としての知識や指導力とは何がポイントになるのだろうか。実践的な視点を、ゼミの仲間とディスカッションしよう。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
公衆栄養分野での課題発見スキル(当事者力) 50%、ゼミ討議での発表(知的視力の活用)25%、
プレゼン表現能力、並びに傾聴能力(知的視力と社会力)25%
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
指定しない。