【シラバス基本情報】
| 科目名 | 道徳・特別活動指導法（含総合的な学習の時間の指導法） | |
| 担当教員 | 前田 治 | |
| 配当年次 | ３年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
中学校学習指導要領に示された道徳の意義を踏まえ、道徳教育の目標・内容を具体的な実践例を通して理解する。また、総合的な学習の時間の目標や内容及び深い学びを実現する単元構成や手だてを理解するとともに、児童生徒の学習状況の評価に関する基礎的な知識を身につける。さらに、特別活動の目標と内容及び指導計画の作成や評価の方法ついて理解するとともに、合意形成に向けた話し合いの指導方法を身につける。
【到達目標】
① 社会における道徳教育の必要性について認識したうえで、道徳教育と道徳科の特質と理論を理解し、教材を活用した基本的な指導案の作成、模擬授業を通じて指導力を身につけることができる。② 学習指導要領に示されている総合的な学習の時間の目標や内容及び単元構成について理解し、児童生徒の学習状況に関する評価を考慮し、具体的なカリキュラムを作成できる｡③ 学習指導要領に示されている特別活動の目標や内容を理解し､学校教育全体における意義や指導計画の作成及び評価を考慮し､具体的な計画案を発表することができる。
【授業計画】
道徳科・総合的な学習の時間・特別活動について、各学習指導要領を基に、１～７週は、道徳科の重要性や目標や内容についての理解を深め、指導案を作成し模擬授業を行う。８～11週は、総合的な学習の時間の目標や内容及び単元構成・学習状況評価の方法についての理解を深め、カリキュラム作成する。12～15週は、特別活動の目標や内容及び指導計画の作成や評価の方法について理解を深め、実際の指導計画を作成する。
ガイダンス・道徳教育とは何か 道徳教育の目標と内容 道徳授業の師範＜教材活用＞ ※含ICTの活用 道徳の指導案作成の方法＜美しい母の顔を例に＞及び小テスト実施 道徳指導案の作成＜教材選択＞ 道徳指導案の作成＜発問と指導の流れについて＞ 模擬授業＜授業の流れと終末段階の説話発表＞ 総合的な学習の時間の意義と歴史及び目標 各教科と総合的な学習の時間を関連させた年間指導計画と評価 総合的な学習の時間のカリキュラム作成 総合的な学習の時間のカリキュラム発表 特別活動の意義と歴史及び目標 特別活動の内容と指導 ＜学級活動・生徒会活動・部活動及び学校行事＞ 特別活動の指導計画と評価＜修学旅行の計画立案＞ 特別活動の指導計画と評価＜修学旅行の計画発表＞
【履修上の注意（含予習・復習）等】
・ オープンエデュケーション｢特別の教科 道徳｣アーカイブ(文部科学省)https://doutoku.mext.go.jp/につ
いて視聴しておくことが望ましい。
・ 栄養教諭志望の強い意志を持ち続け、より良い発表になるように、試行錯誤を重ねること。
・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
小テスト(認知) 40%①
カリキュラム作成(関心?意欲?態度) 30%②
修学旅行計画発表(技能表現) 30%③
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎「中学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編」文部科学省(教育出版)
◎「道徳を図解する。」加藤万也・前田治(大学教育出版)デジタル教科書
◎「中学道徳 あすを生きる ３」(日本文教出版)
必要に応じて資料を配付する。