【シラバス基本情報】

科目名 学校栄養教育実習T<事前・事後指導>
担当教員 木村 具子
配当年次 4年
履修方法 選択
開講時期 通年(3年後期〜4年前期)
授業形態 実験実習
単位数 1
備考 栄養教諭の経験を活かし、地産地消や郷土食など学校教育現場に取り入れられている食育の実際を学び、その具体的な方法について実践的に学ぶ授業を行っている。

【授業目標】

 本授業は第3年次からの継続授業である。事前指導では目前の教育実習に備え、教育実習に臨む心構えや実習に必要な学習の総まとめを行う。研究授業でのテーマが明らかになった場合は、実習に備え、指導案及び媒体の作成などを行い、食に関する授業が担当できることをねらいとする。実習後は、実習中に問題となったこと、困難に感じたこと等を明らかにし、今後の課題を発見することができることをねらいとする。

【到達目標】

 @ 研究授業のための学習指導案を作成できる。
 A 研究授業のために必要な教材や媒体を作成できる。
 B 実習を通じて今後の課題を発見する。

【授業計画】

 1.教育実習日誌の書き方
   実習校の概要について調査記入
レポート作成「現在の課題と教育実習から学びたいこと」

 2.事前訪問

 3.研究授業の課題についての取り組み
   指導案の作成、教材媒体の作成
   模擬授業の実施と検討

 4.実習後のレポート作成「教育実習から学んだことと今後の課題」

 5.実習報告(発表)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 ・ 第3年次に履修登録を行うこと。
 ・ 後期に教育実習を行う学生は、事前・事後指導については前期実習学生と同じ時間内で行うが、実習日誌
  等の提出はそれぞれの実習終了後となる。
 ・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 ・ 課題(指導案、教材作成)(30%)@A
 ・ 模擬授業の実施     (40%)B
 ・ レポート(事前、事後) (30%)B

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎『教職課程履修の手引』至学館大学、『食に関する指導の手引 -第二次改訂版-』文部科学省

 ○『栄養教諭養成における実習の手引』東山書房