【シラバス基本情報】

科目名 こども学基礎演習
担当教員 時安 和行・内田 智子・西村 志磨・松岡 礼子・川浦 千明・山田 誠志
配当年次 1年
履修方法 必修
開講時期 通年
授業形態 演習
単位数 4
備考

【授業目標】

 子どもたちとの具体的な関わり、及び文献等を通して子どもの現実について視野を広げると同時に、学習の方法・文献の読み方・まとめ方・レポートの仕方などについての基礎的な力量の形成をねらいとする。地域の子どもたちを集めた「こども広場」の取り組みや子ども施設見学など、子どもたちとの具体的な関わりの場面を入門的に体験させることを含めて取り組む。TT(チーム・ティーチング方式)

【到達目標】

 @ 子どもの現実について文献を読み視野を広げるとともに、望ましい子どもが育つための環境を提案できる。
 A 体験的な学習の場において、事前準備から事後処理までを協力的態度で臨み、関心を持って積極的に関わ  ることができる。
 B 定められた方法で正しく測定し、測定されたデータを定められた方法で処理し分析することができる。

【授業計画】

(前期)子どもたちとの具体的な関わり及び文献等を通して、子どもの現実について視野を広げる。子どもに遊
    びを提供する場を学ぶ。
(後期)学習の方法・文献の読み方・測定データの分析・レポートの書き方などについての基礎的な力量の形成
    を図る。子どもたちとの具体的な関わりの場面を入門的に体験する。

内容
内容
1
オリエンテーション(1)学生生活に向けて
16
「こども広場」資材の調達・加工(2)
2
オリエンテーション(2)学習計画の作成
17
「こども広場」資材の調達・加工(3)
3
スタディ・スキルズ(レポート、研究倫理)
18
「こども広場」会場設営
4
体力テスト測定の意義と方法
19
大学祭「こども広場」一日目
5
体力テスト測定(1)
20
大学祭「こども広場」二日目
6
体力テスト測定(2)
21
「こども広場」総括 レポート(4)
7
体力テスト測定(3)分析、レポート作成
22
体験からのこども理解に関する活動の説明
8
子ども関連施設 自主実習事前ガイダンス
23
表計算PCソフトの理解
9
子ども関連施設見学実施 レポート(3)
24
体験からのこども理解活動(活動を知る)
10
こどもの心理、こどもとの対応
25
体験からのこども理解活動(活動実践)
11
「こども広場」ガイダンス
26
体験からのこども理解に関する活動報告
12
「こども広場」企画・立案(1)
27
体験からのこども理解活動報告・評価
13
「こども広場」企画・立案(2)
28
後期各ゼミ交流活動
14
「こども広場」企画・立案(3)
29
1年間の成果・学び・ふりかえり発表
15
「こども広場」資材の調達・加工(1)
30
1年間の成果・学び・ふりかえり発表・評価

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 ・ 課題について予習を行い、意見を発表できるように準備しておくこと。
 ・ 学んだことから発展課題を見つけ、自主的に調査・考察し、レポートに備えておくこと。
 ・ 発表にあたっては積極的に参加すること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 ・ ゼミ別に行う「こども広場」の準備、成果、ふりかえりレポート(自己評価等)@AB
 ・ 各課題におけるレポート及び課題発表における作成資料@AB
    ※レポート作成及び発表を行う課題については年間4,5本の課題となる。
     その全ての課題について、レポート作成、発表などを行う。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 必要に応じて資料を配付するのでテキストは使用しない。

 必要に応じ、ゼミ毎に参考文献を紹介する。