【シラバス基本情報】
科目名 | 体育実技T指導法 | |
担当教員 | 藤谷 光順 | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 実技 | |
単位数 | 1 | |
備考 | A・Bクラス別開講 |
【授業目標】
中学校保健体育科教諭及び小学校教諭に必要な体育実技指導法を学ぶ本授業では、「中学校学習指導要領解説−保健体育編−(体育分野)」及び「小学校学習指導要領解説−体育編−」の目標を理解し、「水泳」の運動技能及びその効果的な指導法を修得する。
【到達目標】
@ 「水泳」の特性や指導内容が理解できる。
A 「水泳」の運動の行い方を工夫すること、授業を適切にふりかえることができる。
B 「水泳」の運動や指導法に関心を持ち、自己の課題に積極的に取り組むことができる。
C 「水泳」の運動や指導に必要な技術を身につけて、合理的な運動や指導ができる。
【授業計画】
中学校学習指導要領及び小学校学習指導要領に示された「水泳」の指導内容として、全15回を学年全体で2クラスに分け開講し、最終授業15回目はまとめの時間とする。前半6回講義を行い、後半8回実技を行う。なお、指定されたクラスで受講すること。
週 内容 1講義:本授業の展開について、水(水中)及び水泳の特性と水中安全 2講義:水泳の生理学(循環器系及び呼吸器系)及びバイオメカニクス(浮力,抵抗,揚力など) 3講義:水泳の技能及び指導の留意点(水に慣れる、浮く姿勢,浮く・泳ぐ基本運動、呼吸法) 4講義:水泳の技能及び指導の留意点(正しい泳法獲得のために−クロール・背泳ぎ−) 5講義:水泳の技能及び指導の留意点(正しい泳法獲得のために−平泳ぎ・バタフライ−) 6講義:水泳の技能及び指導の留意点(安全に水泳を実施するために,着衣泳の指導法) 7実技:浮き身、ストリームライン、呼吸法の習得と指導法 8実技:クロールの技能と指導法 9実技:背泳ぎの技能と指導法 10実技:平泳ぎの技能と指導法1(キックとプルの技能) 11実技:平泳ぎの技能と指導法2(呼吸とコンビネーション) 12実技:バタフライの技能と指導法及び個人メドレー 13実技:技能確認(各泳法及び泳力確認実技試験) 14実技:着衣泳の実際と指導法 15講義:「水泳」の技能と指導及び安全管理のまとめ(筆記試験を含む)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
・ 授業時にテキストを持参することはもちろんのこと、授業の前・後にはテキストの内容を予習・復習する。
・ 水泳に適した水着(競泳用水着)を必ず着用する。また、必ずキャップを着用し、装飾品は事前に外して おく。
・ その他、プール利用規則を守ること。
・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@ 筆記試験(20%) A 授業観察・授業ノートの記述(10%) B 授業態度(20%) C 実技テスト(50%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎『体育実技指導法』至学館大学
◎文部科学省『中学校学習指導要領解説−保健体育編−』○文部科学省『小学校学習指導要領解説−体育編−』
○文部科学省『学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」』