【シラバス基本情報】

科目名 こども学調査法
担当教員 丸山 真名美・松岡 礼子・川浦 千明
配当年次 3年
履修方法 必修
開講時期 前期
授業形態 演習
単位数 2
備考

【授業目標】

 研究における調査を計画・実施するにあたって必要な知識・技術の習得を目的とし、質問紙法(丸山担当)、論文作成の方法(松岡担当)、観察法(川浦)について学ぶ。それぞれについてのデータ収集の仕方、データ分析の仕方、結果の報告の仕方について理解し、実際の研究場面で活用できるようになることを目的とする。さらに、研究課題に応じて研究の計画・実施・報告ができるようになることも目的とする。また、研究倫理を遵守する必要性についても理解する。

【到達目標】

 @ 研究課題に適切な研究計画を立てることができる。
 A 研究課題に適切な方法を選ぶことができる。
 B 研究課題に適切なデータ分析・報告をすることができる。
 C 研究倫理を理解し、遵守することができる。

【授業計画】

 

内容
1
授業ガイダンス 研究倫理について(丸山)
2
質問紙法@研究課題に応じた質問項目を作成する(丸山)
3
質問紙法A質問紙の構成(丸山)
4
質問紙法Bデータの分析:平均値と標準偏差(丸山)
5
質問紙法Cデータのまとめ方(丸山)
6
論文作成の方法@資料を収集する:基礎編(松岡)
7
論文作成の方法A資料を収集する:応用編(松岡)
8
論文作成の方法B参考文献を著す:基礎編(松岡)
9
論文作成の方法C参考文献を著す:応用編(松岡)
10
論文作成の方法Dこれまでのまとめ:応用編(松岡)
11
観察法@観察法とは(川浦)
12
観察法A先行文献を読む(川浦)
13
観察法B先行文献を読むA(川浦)
14
観察法C先行研究を通じた研究課題の探索(川浦)
15
観察法D研究課題に対する論の組み立て方(川浦)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 卒業研究に向けた準備として、主体的・意欲的に取り組むことを求める。
 学内のWiFiに接続できるノートパソコン(ワード、エクセル、パワーポイントがインストールされていること)を持参すること。
 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 各担当者の評価の平均を成績とする。
 平常点30%、課題点70%

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 使用する教材・資料は授業内で配付する。