【シラバス基本情報】

科目名 介護等実習(含事前・事後指導)
担当教員 時安 和行・小川 英彦・丸山 真名美
配当年次 3年
履修方法 選択
開講時期 通年(一部集中)
授業形態 実習
単位数 1
備考

【授業目標】

 社会福祉施設及び特別支援学校における実習を体験することで、介護の意義、ねらい、内容、方法などについての基礎的な知識を修得することを目的とする。

【到達目標】

 @ 社会福祉施設における介護のあり方について理解ができること。
 A 特別支援学校における入所者・通所者の障がい特性を理解し、障がい別のサポートの方法について理解
できること。
 B 社会福祉施設及び特別支援学校における実習内容に即した実習記録が作成できること。

【授業計画】

 実際に現場での勤務体験を通じて、社会福祉や特別支援教育の内実を学び、教員としての資質を高めるために、事前に介護等体験をするに当たって必要な知識・技術等の指導を行う。また、事後には介護等体験活動について振り返り、今後の教育活動に生かすよう努める。
 介護等体験期間は、社会福祉施設が5日間、特別支援学校が2日間となる。

内容
1
オリエンテーション、介護等体験実習の目的と心構え
2
日本における社会福祉の現状と課題
3
特別支援教育の現状と課題
4
社会福祉施設の理解及び施設からのお願い(学外講師:当該施設関係者による)
5
特別支援学校の理解及び特別支援学校からのお願い(学外講師:当該施設関係者による)
6
社会福祉施設での体験活動の事前オリエンテーション
7
社会福祉施設での体験活動(5日間、第1日)
8
社会福祉施設での体験活動(5日間、第2日)
9
社会福祉施設での体験活動(5日間、第3日)
10
社会福祉施設での体験活動(5日間、第4日)
11
社会福祉施設での体験活動(5日間、第5日)
12
特別支援学校での体験活動の事前オリエンテーション
13
特別支援学校での体験活動(2日間、第1日)
14
特別支援学校での体験活動(2日間、第2日)
15
体験活動についてのふり返りと介護等実習のまとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 小学校教諭又は中学校教諭の資格を取得する学生が受講する実習となり、「介護等実習」の履修要件を満たしている学生のみが受講できる。
 履修学生は、社会福祉について考える意識を常に持って受講すること。
 なお、対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 施設及び特別支援学校での介護実習体験活動に参加した際の実習日誌(50%)、実習終了後のレポート及び毎回の授業後のレポート(50%)で総合評価する。@AB

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎現代教師養成研究会編「教師をめざす人の介護等体験ハンドブック(四訂版)」大修館書店

 ○全国社会福祉協議会「よくわかる社会福祉施設 第4版」
○全国特別支援学校長会編著「介護等体験ガイドブック フィリア」ジアース教育新社