【シラバス基本情報】
| 科目名 | こどもと音楽Ⅱ＜音楽教育と楽器＞ | |
| 担当教員 | 松川 亜矢・小笠原 彩乃・櫻井 玲子・鈴木 里奈・鬼頭 愛・長澤 雅恵・林 美春 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 選択必修 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 演習 | |
| 単位数 | 1 | |
| 備考 | Ａ・Ｂクラス別開講 | |
【授業目標】
教育及び保育現場においては、様々な楽器を使用して音楽活動が展開される。この授業では、中でも特に使用頻度の高いピアノの実技能力を高めるとともに、現場で扱われる様々な楽器の扱いに慣れ、器楽アンサンブルを行って、演奏活動に対する見識と能力を身につけることをねらいとする。また、そのために必要な基礎的なソルフェージュ能力を身につけることを目標とする。
【到達目標】
① 演奏活動に必要となる楽典の知識を身につけ、ピアノの実技能力を高める。
② 器楽アンサンブルの能力を身につけるとともに、楽器の教育現場での活用について、具体的に実践方法を
考えることができる。
③ 基礎的なソルフェージュ能力を身につけ、演奏活動に生かすことができる。
【授業計画】
各コースに合わせて、一斉授業（松川による）とピアノの個人実技指導(小笠原･櫻井･鈴木里･鬼頭･長澤･林の各担当教員による)を交互に行う｡一斉授業では､以下の表に加えて毎回ソルフェージュ指導をおこなう｡
オリエンテーション 実技指導、楽器分類の確認 実技指導、楽典①基本的内容の確認 実技指導、楽典②曲想 実技指導、楽典③全音と半音 実技指導、楽典④長音階（仕組み） 実技指導、楽典⑤長音階（応用） 実技指導、楽典⑥短音階（仕組み） 実技指導、楽典⑦短音階（応用） 実技指導、楽典⑧音程（長短系の基礎） 実技指導、楽典⑨音程（長短系の発展） 実技指導、楽典⑩音程（完全系の基礎） 実技指導、楽典⑪音程（完全系の発展） 楽典のまとめ 期末実技試験及び講評
【履修上の注意（含予習・復習）等】
・ ピアノ個人レッスンは、進度に応じてそれぞれの担当教員から指導を受けること。
・ 実技能力は､レッスン内又はレッスン日だけの練習で習得できるものではない。積極的に自主練習を行い､
能力の向上に努めること。
・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
筆記試験（40％） ①
実技試験（40％） ①②
ポートフォリオ及びレポート（20％） ②③
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎木許隆ほか、『教員養成課程・保育士養成課程のための うたうソルフェージュ』圭文社、2024