【シラバス基本情報】

科目名 こども学専門演習U
担当教員 松川 亜矢
配当年次 3年
履修方法 必修
開講時期 通年
授業形態 演習
単位数 4
備考

【授業目標】

 音や音楽を様々な視点から考え、音や音楽への知見を深めること、また、特定のテーマのもとに音楽表現活動を行うことで、音楽的な表現力を高めることをねらいとする。
 これらの活動と発表及び討議を通して自らの問題意識を見出し、子どもと音楽に関わるテーマについて探求しそれぞれの卒業研究の研究計画を立案すること、論理的にディスカッションできるようになることを目標とする。

【到達目標】

 @ 音楽を様々な視点から考え、知見を深める。
 A 子どもと音楽に関わる諸問題について知り、自らの問題意識を醸成するとともに、その研究方法を習得す
  る。
 B 自らの課題を明確にし、卒業研究の研究計画書を立案する。

【授業計画】

 

内容
内容
1
オリエンテーション、音楽ジャンルについて
16
オリエンテーション、課題の発表
2
音楽に関する歴史(1)課題の提示
17
鑑賞活動(1)総合舞台芸術の鑑賞
3
音楽に関する歴史(2)調査報告
18
鑑賞活動(2)(1)に関する意見交換
4
音楽に関する歴史(3)討論
19
鑑賞活動(3)現代的な音楽活動の鑑賞
5
音楽に関する歴史(4)討論のまとめ
20
鑑賞活動(4)(3)に関する意見交換
6
音楽的視点から見る環境(1)音を聴くとは
21
表現活動(1)テーマの設定
7
音楽的視点から見る環境(2)身の周りの音
22
表現活動(2)プログラムの確定、練習開始
8
音楽的視点から見る環境(3)シェーファー
23
表現活動(3)練習
9
音楽的視点から見る環境(4)こども
24
表現活動(4)発表に向けて
10
音楽的視点から見る環境(5)討論
25
表現活動(5)発表と総括
11
文献研究(1)質的な研究
26
卒業研究に向けて(1)テーマの設定
12
文献研究(2)量的な研究
27
卒業研究に向けて(2)先行研究の洗い出し
13
課題の検討
28
卒業研究に向けて(3)中間発表と討論
14
課題についての討論
29
卒業研究に向けて(4)研究計画書の作成
15
卒業研究に向けての準備
30
卒業研究に向けて(5)まとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 ・ 通常授業以外にも、学外における活動を行う予定である。
 ・ 積極的、意欲的に取り組み、知識・能力の向上に努めること。
 ・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 発表と討議の内容(20%)A
 表現活動の目標到達度(30%)A
 課題レポート(20%)@A
 卒業研究計画書(30%)B

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 適宜指示する。

 ○R.マリー・シェーファー『サウンド・エデュケーション』春秋社
 ○熊田為宏『演奏のための楽曲分析法』音楽之友社 など、適宜紹介する。