【シラバス基本情報】
科目名 | こどもと生活<身近な環境での生活> | |
担当教員 | 時安 和行・平田 幸男 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 | コース別開講 |
【授業目標】
小学校生活科で育む「見方・考え方」を踏まえ、生活科の目標である「具体的な活動や体験を通じて、身近な生活に関する見方・考え方を生かし、自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を育成する」ために求められる教材内容を理解する。
【到達目標】
@ こどもの生活圏を学習の場として展開される自然と直接関わる体験活動、地域社会との関わりの活動等の 活動を理解するとともに実践し、体験活動自体の楽しさとその体験からの学びを理解できる。
A 身近な生活の中で可能となる様々な体験を、自分自身の周りの生活について考え、学んだことを簡潔に発表 し、自己及び他人の成果を評価できる。
B 幼児教育から小学校教育のスタート、低学年から中学年以降の繋がりを意識した生活科の意義を理解できる。
【授業計画】
以下の内容を2クラスに分け、時安及び平田が内容を分担して実施する。
週 内容 1こどもの生活圏とそこでの体験から育まれる力(担当:時安和行、平田幸男) 2生活を通した幼児教育と小学校教育との繋がり(担当:平田幸男) 3植物を育てる活動の実際と留意点(担当:平田幸男) 4動物飼育活動の実際と留意点(担当:平田幸男) 5地域社会を知る活動の実際〜地域社会の紹介〜(担当:平田幸男) 6地域社会を知る活動の実際〜地域行事との関わり〜(担当:平田幸男) 7地域社会を知る活動の発表と評価(担当:平田幸男) 8生活科の教材づくりの工夫と評価(担当:平田幸男) 9季節を感じる活動〜自然体験型ゲームを通して〜(担当:時安和行) 10自然の観察と記録〜キャンパスネイチャーマップづくり〜(担当:時安和行) 11自然の観察と記録〜キャンパスネイチャーマップの発表と評価〜(担当:時安和行) 12自然環境体験施設の利用と生き物観察(担当:時安和行) 13季節を感じる活動〜自然を利用して創る〜(担当:時安和行) 14季節,地形など多様な日本の生活圏をもとにした体験活動(担当:時安和行) 15自分自身の成長と家族〜入学からの学びを振り返る〜(担当:時安和行)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
・ フィールドワークが中心なので積極的な行動が出来る服装、靴(運動靴)、クリップボードを用意すること。
・ 「野外運動」と併せてこの単位を取得することにより、キャンプインストラクターの資格取得申請が可能。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
到達目標@ABについての理解度を、以下のとおり時安と平田が評価して平均する。
・ 授業における課題レポート(40%)到達目標@
・ グループ活動の成果と貢献度(30%)A
・ 最終レポート (30%)B
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
必要に応じて資料を配付する。
〇『小学校学習指導要領解説 生活編』、文部科学省 、日本文教出版
〇『幼稚園教育要領解説』、文部科学省、フレーベル館