【シラバス基本情報】

科目名 体育実技Y指導法
担当教員 松本 秀彦・松岡 弘記
配当年次 2年
履修方法 選択必修
開講時期 後期
授業形態 実技
単位数 1
備考

【授業目標】

 中学校保健体育科教諭及び小学校教諭に必要な体育実技指導法を学ぶ本授業では、「中学校学習指導要領解説−保健体育編−(体育分野)」及び「小学校学習指導要領解説−体育編−」の目標を理解し、「ベースボール型球技(ボール運動)ソフトボール」「武道(柔道)」の運動技能及びその効果的な指導法を修得する。

【到達目標】

 @ 「ソフトボール」「武道(柔道)」の特性や指導内容が理解できる。A 「ソフトボール」「武道(柔道)」の運動の行い方を工夫すること、授業を適切に振り返ることができる。B 「ソフトボール」「武道(柔道)」の運動や指導法に関心を持ち、自己の課題に積極的に取り組むことができる。C 「ソフトボール」「武道(柔道)」の運動や指導に必要な技術を身につけて、合理的な運動や指導ができる。

【授業計画】

 中学校学習指導要領及び小学校学習指導要領に示された「ベースボール型球技(ボール運動)ソフトボール (松岡)」「武道(柔道)(松本)」の2領域を指導内容として、全15回を領域別に7回ずつ開講し、最終授業15回目は2領域のまとめの時間とする。

内容
1
(ソフトボール)本授業の展開について、ベースボール型球技(ボール運動)の特性
2
(ソフトボール)投球及び捕球の技能と指導法
3
(ソフトボール)打撃の技能と指導法
4
(ソフトボール)走塁の技能と指導法
5
(ソフトボール)内野守備、外野守備の技能と指導法
6
(ソフトボール)ゲームの中から総合的に教材を理解する。主に投球及び捕球の技能評価
7
(ソフトボール)ゲームの中から総合的に教材を理解する。主に打撃の技能評価
8
(柔道)武道の特性と安全な柔道の指導法
9
(柔道)基本動作:姿勢、組み方、体の移動、崩しの技能と指導法
10
(柔道)受け身の技能と指導法
11
(柔道)投げ技:足技・手技・腰技の技能と指導法
12
(柔道)固め技の技能と指導法
13
(柔道)投げ技・固め技を使ったかかり練習の指導法
14
(柔道)投げ技・固め技を使った約束練習の指導法
15
「ソフトボール」「柔道」のまとめ(筆記試験を含む)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 ・ 授業時にテキストを持参することはもちろんのこと、授業の前・後にはテキストの内容を予習・復習する。
 ・ 各領域において3回以上の欠席がある場合は単位認定しない。
 ・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 《ソフトボール》
 @ 筆記試験(25%)A 授業観察・振り返りの記述(25%)B 授業態度(25%)C 実技テスト(25%)
 《柔道》
 @ 筆記試験(25%)A 授業観察・授業ノートの記述(25%)B 授業態度(25%)C 実技テスト(25%)
 ※「ソフトボール」50点、「柔道」50点として2領域の合計点で合否を決定する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎内田智子他著『体育実技T〜Y指導法 テキスト』至学館大学
 ○文部科学省『中学校学習指導要領解説−保健体育編−』

 ○文部科学省『小学校学習指導要領解説−体育編−』
 ○文部科学省『学校体育実技指導資料第2集「柔道指導の手引(三訂版)」』