【シラバス基本情報】

科目名 こども学専門演習U
担当教員 吉田 幸恵
配当年次 3年
履修方法 必修
開講時期 通年
授業形態 演習
単位数 4
備考

【授業目標】

 本演習は、その家族の生活に関する現状と課題、関連する社会背景、課題に対応する制度・政策について、各自あるいはグループで基礎文献を講読したり、調査・分析・考察したりして学びを深めることをねらいとする。 さらに、研究方法論についても学習する。それらの学びを通して、卒業論文のテーマを決定し、テーマに関する基礎知識と研究プロセスの基礎理解を図り、研究計画書を作成できるようにする。
 ゼミキーワード:こども虐待、こどもの貧困、児童福祉施設(児童養護施設、乳児院等)、里親制度

【到達目標】

 @ 基礎文献の講読や現場見学等の体験学習などを通して各自の研究テーマを絞り込む。 
 A 関心のあるテーマについての調査・分析、発表・討議を通して、問題意識を深める。
 B 研究方法論について学修し、問題意識についてどのように研究するか見通しを立てる。
 C 卒業論文の研究計画書を作成する。

【授業計画】

内容
内容
1
オリエンテーション
16
後期オリエンテーション
2
興味関心の洗い出しと講読する文献の選定
17
夏期休業中の研究課題についての報告
3
基礎学習(視聴覚資料・統計資料等を活用)
18
研究方法論の学習@
4
基礎学習(視聴覚資料・統計資料等を活用)
19
研究方法論の学習A
5
文献講読(発表と討議)@
20
研究方法論の学習B
6
文献講読(発表と討議)A
21
研究方法論の学習C
7
文献講読(発表と討議)B
22
研究方法論の学習D
8
文献講読(発表と討議)C
23
研究テーマの再検討と文献収集@
9
文献講読(発表と討議)D
24
研究テーマの再検討と文献収集A
10
体験学習(現場見学等)@
25
研究計画書の作成@
11
体験学習(現場見学等)A
26
研究計画書の作成A
12
研究テーマの検討
27
研究計画書の作成B
13
研究テーマについての発表・討議@
28
研究計画書についての発表・討議@
14
研究テーマについての発表・討議A
29
研究計画書についての発表・討議A
15
前期のまとめと夏期休業中の研究課題の確認
30
1年間のまとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 土・日曜日や5限終了後(夜間)、長期休業期間など通常時間以外にゼミ活動を実施することがある。それに出席できること。受け身の学習ではなく、常に主体的に研究活動を行う意欲があることを望む。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 授業や学外活動における課題の成果(70%)により、専門知識に関する具体的理解や研究手法の習得具合を評価する。
 加えて、4年次卒業研究の研究計画書の完成度(30%)により、研究テーマに関する理解度、研究目的や意義の明確度などを評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 授業内で伝えます。

 吉田幸恵『社会的養護の歴史的変遷』ミネルヴァ書房、2018年