【シラバス基本情報】
科目名 | こどもと放課後活動論 | |
担当教員 | 時安 和行 | |
配当年次 | 4年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
こどもの放課後活動の意義と課題を理解し、放課後活動におけるこどもの発達を保障する視点と方法を理解する。また、放課後活動を支援する指導員等の役割や指導の実際について学ぶことを目的とする。
【到達目標】
@ こどもの放課後活動の意義と課題を理解する。
A 放課後活動におけるこどもの発達を保障する方法の実際を理解する。
B 指導員の役割や指導の実際について理解する。
【授業計画】
こどもの安全・安心な放課後等の居場所の確保という課題への施策である「放課後児童クラブ」及び「放課後子ども教室」を中心に、こどもの放課後活動の現状と課題について学習する。また、諸外国の放課後活動についての理解も深める。
週 内容 1こどもの放課後活動の現状 2こどもの放課後活動の歴史 3放課後活動における異年齢活動の効果 4こどもの放課後活動における行政の取組み(厚生労働省・文部科学省) 5こどもの放課後活動における行政の取組み(地方自治体の取組み) 6こどもの放課後活動における行政の取組み(民間教育機関の取り組み) 7放課後児童健全育成事業(学童保育)の実態 8放課後児童健全育成事業(学童保育)における子どもの遊びと運動指導の実際 9放課後児童健全育成事業(学童保育)における学習支援、指導員の現状と課題 10特別な配慮を要するこどもへの放課後活動の展開と指導の留意点 11諸外国のこどもの放課後活動 アジア、オセアニア 12諸外国のこどもの放課後活動 北米、ヨーロッパ 13学童保育以外の放課後活動における指導者と活動の実際 14学童保育以外の放課後活動における民間教育機関の取組み 15放課後活動の今後とまとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
実践的な課題に焦点をあてて、実践記録や現場関係者の手記・写真やビデオによる記録などを教材として活用し、各地の具体的な取り組みに学びながら、こどもの放課後活動について学び、放課後活動の環境作りへの支援と指導に関われる力を身につけるため、放課後や土日に実施されている学校外活動に観察に行くためスケジュール調整を行うこと。また、受講者自身の居住地におけるこどもの放課後活動についてレポートを行う。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
・ 毎回の授業内容を確認するレポート課題(70%)@AB
・ 最終レポート(30%)@AB
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
1回目の授業で指示する。
適宜紹介する。