【シラバス基本情報】
科目名 | 社会的養護演習 | |
担当教員 | 川上 知幸 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期(集中授業) | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 1 | |
備考 |
【授業目標】
社会的養護を必要とする子どもや家族は様々な困難に直面していることが多い。そして、困難の背景や支援のあり方は個別に異なる。この授業では、事例と向き合いながら子どもや家族が抱える困難と社会的養護の課題を理解するとともに、事例に対する見立てと手立てを多角的に検討することで、実践的な問題解決能力を養うことをねらいとする。
【到達目標】
@ 他者との協働(チーム支援)によって支援することの意義や必要なスキルについて理解できる。
A 子どもや家族の様子を多面的に分析し、ニーズを把握するための方法が理解できる。
B 施設等における保育士の専門性とは何かについて説明ができる。
【授業計画】
事例を用いた演習、ディスカッションを中心に授業を展開する(ただし、新型コロナウイルスの感染状況等により変更する場合がある)。また、関連する援助技術やその他の基礎知識について解説を加える。
週 内容 1オリエンテーション 2社会的養護の意義と専門職の役割 3事例検討@:不適応行動が目立つ子どもへの対応 4事例検討A:家庭支援と家族再統合 5事例検討B:アセスメント(情報収集) 6事例検討C:アセスメント(ジェノグラムを用いた分析) 7事例の総括、社会的養護の課題 8まとめ、テスト、レポート提示 9 10 11 12 13 14 15
【履修上の注意(含予習・復習)等】
ノートまたはルーズリーフを用意すること。事例の提示や問題提起を事前に行う場合があるが、それらについて各自でしっかり考えた上で授業に臨むこと。「社会的養護」「児童虐待」関連のニュースは、こまめにチェックしておくこと。関連するニュースをテーマにして授業内でディスカッションを行う場合もある。対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
確認テスト:60% AB レポート:20% @AB 授業への参加姿勢(発言、態度など):20% @
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
特になし