【シラバス基本情報】
科目名 | こども学専門演習U | |
担当教員 | 鈴木 達見 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 4 | |
備考 |
【授業目標】
予測困難な時代を生きていく子どもたち一人一人が未来の創り手となるように、また、学生自身が自己肯定感をもち、一人一人に配慮できる指導者となるために、「主体的・対話的で深い学び」の実際について、理科教育やプログラミング教育の教材やカリキュラムを中心に調査・研究をする。そして、学習プログラムの立案ができるようにする。
【到達目標】
@ 近隣の小中学校へ出向き、実施されている活動や授業(理科・プログラミング)の観察を行い、その構成や効果などを分析することができる。(知識・技能) A 地域で行うボランティア活動に参加し、企画・立案の方法を学ぶとともに、一人一人への対応を考えることができる。(思考力・判断力・表現力) B 主体的に様々な文献を調べたり、体験を行ったりしたことをもとに、教育現場の課題等を認識し、討論することができる(学びに向かう力・人間性)
【授業計画】
【前期】
○実験やプログラミングの基礎演習
○理科教育やプログラミング教育の諸課題の把握
○授業分析の方法 ※指導案の作成手順より
○文献研究・授業観察
○授業分析の方法
※理科的な見方・考え方
グループにおける対話的な学び
振り返りによる深い学び
【後期】
○第1回討論会
・前期のまとめと後期の立案について
○第2回討論会
・調査内容・方法の検討⇒調査
・卒業研究の課題の検討
・文献研究・授業観察 等を経て
○第3回討論会
・調査結果の整理と考察
・卒業研究の課題と来年度の研究について
【履修上の注意(含予習・復習)等】
「小学校の加配教員の教科担任制として理科が導入」また「Society5.0以降の時代にICTの役割が重要」
これらの時代背景より
・ 「理科」、「プログラミング」をできなくても、まずは「楽しもう」と思える学生がよいと思われる。
・ 小中学校の授業の観察やICT関連の業種の方との打ち合わせ等もあります。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
卒業研究計画(30%) 課題レポート(30%) 指導者としての行動(20%) 主体的に学ぶ姿勢(20%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
○「FUNプログラミング」 大府市教育委員会 発刊 総監修 鈴木達見
○「教育展望」 一般財団法人 教育調査研究所 発刊