【シラバス基本情報】

科目名 教育実習T<初等教育実習事前・事後指導>
担当教員 鈴木 達見・金森 由華・出井 伸宏・丸山 真名美
配当年次 3年
履修方法 選択
開講時期 通年(3年後期〜4年前期)
授業形態 実習
単位数 1
備考

【授業目標】

 ・ 教育実習の意義を理解し、教師となる自覚を認識させることを目指す。そのため、観察実習、教育実習に
  参加するための具体的な手順、心構え等について理解させ、実習に取り組む真摯な態度を促す。実習の中か
  ら、その後の自らの生き方にも及ぶ課題を掴むことができるように配慮する。
 ・ 幼稚園・小学校の置かれている現状を把握させ、実習に臨み、積極的・建設的な参加態度の育成を図る。

【到達目標】

 ・ 幼稚園・小学校での教育実習を行うのに必要な知識・技術等を理解し、それを使って指導ができる。
 ・ こどもの前に立って指導ができるための教師としての自覚を持つことができる。

【授業計画】

 観察実習・教育実習のオリエンテーション、教育実習の意義について、実習参加の心構えについて、人権教育について、こども理解について、模擬授業の実施を中心として指導を行う。事後は、教育実習についての総括を行うとともに、相互に経験の交流を行い、自らの今後の課題が明確化できるようにする。
 観察実習は、次年度幼稚園実習又は小学校実習の参加コースに応じて、附属幼稚園、大府市内小学校で実施。

内容
内容
1
<事前指導>について
16
観察実習のまとめ
2
教育実習(観察実習)オリエンテーション
17
教育実習の概要(1)実習の流れ
3
教育実習の意義について
18
教育実習の概要(2)実習の内容
4
幼稚園・小学校観察実習事前講話
19
教育実習の概要(3)実習生の事例
5
観察実習事前打合せ
20
幼稚園・小学校教育実習事前講話
6
人権教育について
21
模擬保育・授業の企画・立案
7
こども理解(幼児理解・児童理解)について
22
模擬保育・授業の実施と分析・検討(1)
8
観察実習の実施(二日間)
23
模擬保育・授業の実施と分析・検討(2)
9
観察実習の実施(二日間)
24
<事後指導>について
10
観察実習の実施(二日間)
25
教育実習の整理と反省
11
観察実習の実施(二日間)
26
担当クラスに基づくグループ交流・検討(1)
12
観察実習の実施(二日間)
27
担当クラスに基づくグループ交流・検討(2)
13
観察実習の実施(二日間)
28
教育実習についての全体交流
14
観察実習の実施(二日間)
29
教育実習の総括
15
観察実習の実施(二日間)
30
「教職を目指すにあたっての自らの課題」

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 この科目を受講することができる学生は、4年次配当の「教育実習U」の参加要件を満たしている学生に限る。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 ・ 事前指導では、課題レポート(15%)、作成した学習指導案(15%)、観察実習レポート(20%)の提出を
  求める。
 ・ 事後指導では、実習記録に基づくレポート(15%)及びグループ討議レポート(15%)、期末試験:レポ
  ート「教職を目指すに当たっての自らの課題」(20%)の提出を求める。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 テキストはとくに指定しないが、その都度資料を配布する。 

 『教職課程履修の手引』 至学館大学