【シラバス基本情報】
科目名 | 教育実習W | |
担当教員 | 鈴木 正則・加藤 雅之 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期(集中) | |
授業形態 | 実習 | |
単位数 | 4 | |
備考 |
【授業目標】
中学校における学校経営並びに学級経営の在り方を理解し、教職員で構成された組織の中での行動の仕方について学ぶとともに、保健体育等の授業を通して指導方法や指導技術などの実践的力量を高めることをねらいとする。加えて、実習期間中の多様な体験から中学校保健体育科教員としての自己の能力や適性について客観的に見つめ直し、卒業後の進路選択に役立てることをねらいとする。
【到達目標】
@ 実習校の状況を理解して、適切な生徒指導ができる。
A 保健体育科等の専門的な力量(授業計画立案・授業実践的指導)を高め、効果的な学習指導ができる。
B 教育実習の意義を理解して、意欲的な態度で実習に臨むことができる。
C 課題に応じた授業記録、学習指導案、実習日誌が作成できる。
【授業計画】
「教職課程履修の手引」に記載の「教育実習実施要綱」に基づき、中学校で教育実習を実施する。
具体的には、学校経営並びに学級経営のあり方を理解し、職場における人的組織の中での行動の仕方について学ぶとともに、保健体育の授業を通して指導方法や指導技術などの実践的力量を高める。教育実習の具体的な計画については、各実習受け入れ校の指示によって実施する。
また、各教育実習生に対しては巡回指導教員を配当し、研究授業(保健体育)時を中心として巡回指導を実施する。
(1)基本的な教育実習内容(3週間実習:120時間)
@学習指導(保健体育を基本とし、1時間以上は道徳・特別活動又は総合的な学習の時間の指導に当てる)
A生徒指導
B課外活動指導
C学校及び学級経営
D校務・教務分掌
(2)教育活動への関わり方
観察(教授活動及び学習活動を観察する):20〜40時間
参加(教授活動及び学習活動に参加する):20〜40時間
実習(教授活動を行う) :20〜40時間(含研究授業※2時間)
※研究授業・・・授業実習の総仕上げとなる学習指導案(細案)を作成した公開授業
(3)提出物及びその部数
授業観察記録:2部
授業参加記録:2部
学習指導案(道徳を含む):細案1部 略案4部
教育実習日誌:1部
【履修上の注意(含予習・復習)等】
1. 教員採用試験の受験はもちろんのこと、教員免許状取得だけでなく卒業後に教職に就くことを目指す学生 が履修すること。
2. 履修する学生は、教職に関する科目の担当教員及び関係者が実施する講座・講話・説明会に必ず出席する こと。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@AB 教育実習校からの評価 80%
C 提出物:授業記録、実習日誌、学習指導案の内容が課題に応じている。20%
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎『教職課程履修の手引』 至学館大学 ◎『教育実習日誌』 至学館大学 健康科学部 こども健康・教育学科
○文部科学省『中学校学習指導要領解説−保健体育編− 平成20年9月』 東山書房