【シラバス基本情報】
科目名 | 保育指導法(健康) | |
担当教員 | 内田 智子 | |
配当年次 | 4年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
・ 5領域の中の「健康」の位置づけ、領域「健康」のねらいとその内容について的確に把握する。
・ 幼児の健康を育む活動の実際を通して、発達段階に合った活動の実際について理解する。
・ 保育者にとって、日常の生活の中で幼児の健康に留意することを理解するとともに、幼児自身が自らの健 康に留意できるような援助者、指導者としての基礎的姿勢と技術を身につける。
【到達目標】
@ 保育所保育指針や幼稚園学習指導要領における健康に関わる指導内容を理解し、健康に関する指導計画を立案できる。A 安全に配慮した運動遊びの行い方を理解し、工夫して運動や指導ができる。B 健康指導に関心を持ち、積極的に授業に参加できる。C 健康の指導に必要な技能を身につけて、子どもへの指導ができる。
【授業計画】
乳幼児期の子どもの健康を支援し、子どもが健康的に生活する基礎と関心を持たせる支援者、教育者に必要な理論について、幼稚園教育要領や保育所保育指針の「健康」の領域に関するねらいや内容についての解説から学び、幼児の健康を意識した保育教材の作成、計画、指導方法を習得する。また、自ら進んで体を動かすこと、自然の中で活動することの楽しさを感じさせる教材作り、模擬授業を行い、指導実践能力を身につける。
週 内容 1オリエンテーション(授業概要説明、健康領域の指導について) 2幼稚園教育要領、保育所保育指針における「健康」について 3運動遊びの実際と指導1(ボールを使った運動遊び) 4運動遊びの実際と指導2(フープを使った運動遊び) 5運動遊びの実際と指導3(伝承遊び他) 6生活習慣指導の教材作りと指導1(歯磨き、手洗い、うがい等) 7生活習慣指導の教材作りと指導2(食事の指導) 8健康指導の実際(保健だよりの作成) 9幼児の健康を育む指導計画案について 10幼児の健康を育む指導計画案の作成の実際 11運動遊びの指導1(模擬授業) 12運動遊びの指導2(模擬授業) 13生活習慣の指導1(模擬授業) 14生活習慣の指導2(模擬授業) 15まとめ、安全上の留意点
【履修上の注意(含予習・復習)等】
・ 授業までには、授業に関わる資料を収集し、予習すること。
・ 授業後には、授業内容を確認すること。
・ 指導体験を行う場合は、指導教員の指示に従って教材研究を十分に行うこと。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
・ 筆記試験 (30%) @
・ 指導体験と観察 (20%) A
・ 授業観察と授業ノートの作成 (30%) B
・ 研究協議と観察 (20%) C
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎文部科学省『幼稚園教育要領』 ◎厚生労働省『保育所保育指針』
○無藤隆監修、浜口順子編集代表 『事例で学ぶ保育内容 領域健康』 萌文書林