【シラバス基本情報】

科目名 保育実践演習
担当教員 金森 由華・吉田 幸恵・橋本 悦子
配当年次 4年
履修方法 選択
開講時期 後期
授業形態 演習
単位数 2
備考

【授業目標】

 保育に関する現代的課題について、現状分析、考察、検討を行うとともに、問題解決のための対応、判断方法等について学びを深める。また、4年間を通じた自らの学びを振り返り、どれだけ保育士として必要な知識・技能を習得したかを確認し、今後の課題を見出す。そして、保育士として勤務することについて具体的にイメージし、自分なりに将来の展望を描く。以上の取り組みを通じて保育者としての資質向上を図り、保育職に従事するという自覚と意欲を高める。

【到達目標】

 @ 保育に関する現代的課題について把握し、考察・検討することができる。
 A 保育参観を通して、専門的視点を持って子どもや保育実践を理解する。
 B これまでの保育実習をはじめとする全ての学びを振り返り、自らの実践課題を導き出す。
 C 保育者としての自覚と保育職に従事する意欲が認められる。

【授業計画】

 講義前半は、4年間で積み上げた保育に関わる学びを振り返るとともに、各自の課題を見付け出す。その課題に基づき、グループ活動及びレポートの作成などを展開していく。

内容
1
保育実践とは何か
2
保育をめぐる諸問題に関する基礎学習
3
保育をめぐる諸問題と保育実践
4
課題研究@ 保育に関わる研究課題の導出
5
課題研究A 研究方法と内容
6
課題研究B 中間発表
7
課題研究C 資料収集
8
課題研究D 資料分析
9
課題研究E 分析結果のまとめと考察
10
課題研究発表会
11
課題研究発表の振り返り
12
個人研究@ 自分の進路と保育とのかかわり(資料収集など)
13
個人研究A 自分の進路と保育とのかかわり(分析・考察)
14
個人研究発表会
15
自己課題及び目指す保育士像の明確化(総括)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 原則として、全ての保育実習(「保育実習T<保育所>」及び「同<施設>」、「保育実習U又は V」)が履修済みの学生が受講対象学生である。
 履修前に、これまで実施した全ての保育実習日誌をよく読み返し、自己を振り返っておくこと。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 レポート(20%)により到達目標@AC、研究発表(80%)により到達目標@BCを評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 授業時に適宜指示する。