【シラバス基本情報】

科目名 体育実技X指導法
担当教員 橋淳一郎・近藤 加奈恵
配当年次 1年
履修方法 選択必修
開講時期 前期(一部集中授業)
授業形態 講義及び実技
単位数 1
備考 一部授業のみクラス別開講

【授業目標】

 本授業は、水泳とその他水中運動を取り上げ、水泳は4泳法の技術の獲得とその指導法、水中運動はアクアビクスの実践とその指導法について、指導者として必要な知識・技能の獲得を狙いとする。講義では、競技規則や水の特性及び水中環境での安全性の確保などを紹介する。また、実技では子どもから高齢者まで幅広い対象への指導法を紹介し、それらを実施する能力を身につける。

【到達目標】

 @ 水中での浮き身及び4つの泳法をマスターし、他者に指導することができる。
 A 水中で音楽に合わせて様々な動作ができ、それらをプログラム及び指導ができる。

【授業計画】

 以下の順に講義及び実技を実施する。ただし、進捗状況により各1週毎の実施とは限らない。また、夏期休業期間に集中授業を行う場合もあるので、履修予定者は必ず第1回目のガイダンスに出席すること。

内容
1
ガイダンス(講義)
2
水の特性と安全管理(講義)
3
競泳の競技特性(講義)
4
水慣れ、浮き身、け伸びの習得とその指導法(実技)
5
クロールの技術習得とその指導法(実技)
6
背泳ぎの技術習得とその指導法(実技)
7
平泳ぎの技術習得とその指導法(実技)
8
バタフライの技術習得とその指導法(実技)
9
個人メドレー完泳(実技)
10
基本動作(ウォーキング、ジョギング、ジャンプ)とその指導法(実技)
11
リハビリテーションとしてのアクアビクスとその指導法(実技)
12
脂肪燃焼のためのアクアビクスとその指導法(実技)
13
フィジカルトレーニングとしてのアクアビクスとその指導法(実技)
14
リラクセーションプログラムとしてのアクアビクスとその指導法(実技)
15
実技試験、まとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 水泳・水中運動に適した水着を着用すること。スイムキャップは必ず着用し、装飾品は事前にはずしておくこと。
 その他、プールの利用規則を守ること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 水泳(長田):実技テスト(100m個人メドレーを完泳)における4泳法それぞれの実技点の合計(50%)
 アクアビクス(近藤):プログラムの作成とプレゼンテーションの内容(50%)

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 必要に応じて適宜資料を配付する。