【シラバス基本情報】
| 科目名 | アスレティックリハビリテーション現場実習 | |
| 担当教員 | 近藤 精司 | |
| 配当年次 | ３年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 前期（集中授業） | |
| 授業形態 | 実験実習 | |
| 単位数 | 1 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
実際のスポーツ現場で、選手に対してアスレティックリハビリテーションを総合的に行う実習である。競技復帰までのプログラムの立案を行い、選手の状況や変化に対して臨機応変に対応し、アスレティックリハビリテーション指導の方法を学習する。実習先では、実際にアスレティックトレーナーとして活動している先生から、技術・知識を学び、選手やスタッフとのコミュニケーションの取り方などを学ぶこともねらいとする。
【到達目標】
① アスレティックトレーナーとして現場でのアスレティックリハビリテーションプログラムの立案及び指導
ができる。
② スポーツ現場にて選手･スタッフとコミュニケーションをとり､選手の競技復帰に対応することができる｡
③ アスレティックトレーナーの役割を理解し、スポーツ現場に積極的に参加できる。
【授業計画】
実習先では、下記のテーマを意識して実習に臨むようにする。特に、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの実技試験で重視されるスポーツ動作の改善については、実習時間を多くとるようにする。最終段階では実習先の先生の下で、最初はグループに分かれて行うが、最終的には一人で選手の状況に対応したアスレティックリハビリテーションプログラムの立案及び指導を行っていく。
運動療法(1) 関節可動域改善エクササイズ 運動療法(2) 筋力回復・筋力増強エクササイズ 運動療法(3) 神経筋協調性回復エクササイズ 物理療法(1) 温熱療法 寒冷療法 物理療法(2) 超音波療法 電気刺激療法 鍼灸マッサージの有効利用方法 補装具の種類・適応と注意・フィッティング アスレティックリハビリテーションでのテーピング療法 足底板挿療法の種類・適応と注意 アスレティックリハビリテーションに必要な触診方法 アスレティックリハビリテーションに必要な疼痛誘発テスト方法 アスレティックリハビリテーションに必要な徒手筋力テスト方法 アスレティックリハビリテーションのプログラミング 上肢 アスレティックリハビリテーションのプログラミング 体幹 アスレティックリハビリテーションのプログラミング 下肢
【履修上の注意（含予習・復習）等】
この実習を履修する前に、ｱｽﾚﾃｨｯｸﾄﾚｰﾅｰ＜基礎＞及びｱｽﾚﾃｨｯｸﾄﾚｰﾅｰ実習＜発展＞を履修し、単位を修得していること。 実習先では、下記のﾃｰﾏを意識して実習に臨むようにする。特に、日本ｽﾎﾟｰﾂ協会公認ｱｽﾚﾃｨｯｸﾄﾚｰﾅｰの実技試験で重視されるｽﾎﾟｰﾂ動作の改善については、実習時間を多くとるようにする。最終段階では実習先の先生の下で、最初はｸﾞﾙｰﾌﾟに分かれて行うが、最終的には一人で選手の状況に対応したｱｽﾚﾃｨｯｸﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑの立案及び指導を行っていく。 ★トレーナー：選択
【成績評価の方法と評価割合（％）】
トレーナー実習ノート（50％）①②と実習参加回数（50％）①②③の合計点によって評価する。
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎日本体育協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト
○「図解 四肢と脊椎の診かた」 医歯薬出版株式会社
○「分冊 解剖学 アトラス」 文光堂