【シラバス基本情報】

科目名 専門演習
担当教員 上島 久明
配当年次 3年
履修方法 必修
開講時期 通年
授業形態 演習
単位数 4
備考

【授業目標】

 教科教育(保健体育)学及び学校保健学についての知識や技術を身につけるとともに、各自の問題意識に基づいて研究課題を設定し、卒業研究に発展させることができることをねらいとする。

【到達目標】

 @ 授業実践または日常生活についての疑問を課題に昇格させ、解決すべき主題(テーマ)として設定すること
  ができる。
 A 主題(テーマ)を他者と協働する活動を通して深く掘り下げることができる。
 B 深く掘り下げた主題(テーマ)を他者へわかりやすく発信(表現)することができる。

【授業計画】

 前期には主として文献購読や先行研究をもとにしながら各自の問題意識を高め、後期ではそれに基づき研究課題を設定していく。

内容
内容
1
前期ガイダンス 授業概要の説明
16
後期ガイダンス 主題(テーマ)の定め方
2
専門性を高める意義理解@ 発信と傾聴
17
論文・文献検索@
3
専門性を高める意義理解A 疑問を課題へ
18
論文・文献検索A
4
専門性を高める手立て@ 意見交流
19
論文を抄録にする手立て
5
専門性を高める手立てA 課題解決
20
研究テーマ決め@
6
データの収集と整理@ 授業実践をもとに
21
研究テーマ決めA
7
データの収集と整理A 調査の意味
22
研究テーマをもとにした研究デザイン作成@
8
データの分析評価@ 人の活動を描き出す
23
研究テーマをもとにした研究デザイン作成A
9
データの分析評価A エピソード記述
24
研究テーマをもとにした研究デザイン作成B
10
データの分析評価B 統計学的手法T
25
研究デザインの発表@
11
データの分析評価C 統計学的手法U
26
研究デザインの発表A
12
データ分析を含むレポート作成@
27
研究の予備調査もしくは模擬調査@
13
データ分析を含むレポート作成A
28
研究の予備調査もしくは模擬調査A
14
レポート発表と内容討議@
29
研究の経過発表@
15
レポート発表と内容討議A
30
研究の経過発表A

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 @ 基本的に全出席であること。遅刻・欠席の場合は事前連絡をすること。
 A 各学校の公開研究会または研修会などへ参加することもある。
 B 意見の傾聴・発信を中心に進めるので事前の準備と事後の省察をしっかりすること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 主題(テーマ)追求に対する能動性(50%)−発表や討議の姿勢−
 主題(テーマ)追求に対する分析力(50%)−文献の読み込みや分析方法の使いこなし−

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 特に指定はしないが、教科教育または学校保健に関するテキストを授業内で紹介する。

 特に指定はない。