【シラバス基本情報】
科目名 | 特別支援教育論 | |
担当教員 | 小川 英彦 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 1 | |
備考 |
【授業目標】
中学校から高等学校を念頭において、特別支援教育の登場、特別支援教育の理念、特別支援教育の制度、特別支援教育の内容、特別支援教育の授業づくり(中学校から高等学校)を理解する。
特別の支援を必要とする児童・生徒の特性や心身の発達を理解し、教育課程や支援の方法を工夫して、個々の教育的ニーズ、学習上又は生活上の困難に対応できるようにする。
2017年に改訂された教育職員免許法での学修の必修への対応をする。
【到達目標】
@ 特別支援教育の理念、方法、制度について理解する。
A 特別の支援を必要とする児童・生徒の特性及び心身の発達を理解する。
B 特別の支援を必要とする児童・生徒への教育課程や支援方法に関する知識を身につける。
ディプロマポリーとの関連については「障害の特性を考慮して、健康の保持・増進」を身につけることができるようにする。
【授業計画】
週 内容 1障害児教育の歴史、特殊教育から特別支援教育へ 2特別支援教育の制度と関連法律 3特別支援教育の内容-教育課程- 4特別な支援を必要とする児童・生徒への理解(含む母国語や貧困の問題) 5特別支援教育の授業づくり 6特別支援教育の授業づくり-生活指導- 7通常の学級、通級による指導 8これからの特別支援教育の課題(専門家、関係機関、家庭との連携) 9 10 11 12 13 14 15
【履修上の注意(含予習・復習)等】
本授業の履修では、次回の内容を予告するので、テキストのその箇所をあらかじめ一読して授業に参加すること。授業で配布された資料をしっかり整理して、試験に利用できるようにしておくこと。授業の中ほどで、学びの到達度を確認するため、小テストを取り入れる。別途定期試験を実施する。
ノートをしっかりとること、テキストにポイントとなるアンダーラインを引くこと、その都度、授業で学んだこと・感想を記述してもらう。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
到達目標@ABについて、以下のとおり評価する。
・ 小テスト(30%)@AB
・ 課題レポートの提出(30%)A
・ 期末筆記試験(40%)@AB
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎京都教育大学教育創生リージョナルセンター機構『教員になりたい学生のためのテキスト特別支援教育』
クリエイツかもがわ
〇湯浅恭正『よくわかる特別支援教育』ミネルヴァ書房 〇文部科学省「小学校学習指導要領」(平成29年告
示) 〇文部科学省「中学校学習指導要領」(平成29年告示) 〇文部科学省「高等学校学習指導要領」(平成30年告示) その他 必要に応じて資料を配布する。