【シラバス基本情報】
科目名 | 健康社会学特論 | |
担当教員 | 竹下 俊一 | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
第一のねらいは、ゲーム理論を使って社会の中で人間が生きることの意味や健康な暮らしの意味を考える。
第二に、人間関係や社会的関係性の中でどのようなストレスが生まれ、健康がむしばまれていくかについても考える。
第三には、健康社会学における研究方法を広く健康の社会科学的研究技術として把握し、研究の進め方を学習する。
【到達目標】
@ 社会の中で人間が生きる意味を自分の言葉で説明できる。
A 人間の健康と病気の関係性が説明できる。
B 健康に関する社会科学的研究方法を実践できる。
【授業計画】
健康社会学の理論と実際の授業と並行して、ゲーム理論について学習していく。また、講義形式とはなっているが、受講生には毎回授業内容にそった学習報告を行ってもらう。
週 内容 1ゼロサム社会の幸福とは 2社会秩序の始まり 3行動に潜むジレンマ 4人間社会の協力と非協力 5人間の向社会的行動 6人間の互恵的利他行動 7人間の愛他的行動 8社会的ジレンマの発生 9人間社会における集団選択 10サンクションのコスト 11家庭内暴力の制御メカニズム 12メンタルヘルス(共感と理解) 13健康とパレート非効率 14精神的安定と社会的背景 15受講者による健康社会学的研究プレゼンテーション
【履修上の注意(含予習・復習)等】
大浦宏邦著「人間行動に潜むジレンマ:自分勝手はやめられない」(化学同人)の講読を中心に授業を行う。
毎回課題発表を行い、期末レポートの提出を行う。対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
到達目標@〜Bに関する授業内での課題レポート(6%×14回+最終発表16%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
テキストは教員が用意するので購入は不要。
参考文献等については、随時紹介する。