【シラバス基本情報】

科目名 スポーツ栄養学特論U<応用>
担当教員 多田 敬典
配当年次 1年
履修方法 選択
開講時期 後期
授業形態 講義
単位数 1
備考

【授業目標】

 アスリートがパフォーマンスを発揮するためには、適切なコンディショニングが欠かせない。コンディションング維持のためには、食事による栄養摂取、睡眠による休養に加え、病気や怪我に対する適切な治療も必要である。しかしながらアンチドーピング規則の下、アスリートの心身の健康とスポーツの公平性を守るため、禁止物資の摂取は厳しく制限されている。アンチドーピング規則違反にならない成分かどうか、また薬の副作用による予期せぬパフォーマンス低下や健康障害など、薬や成分に関する知識を身につけることを授業のねらいとする。

【到達目標】

 治療薬の薬理効果について説明することができる。
 アンチドーピング規程、禁止表国際基準について説明できる。

【授業計画】

内容
1
概要
2
アンチドーピングの歴史と法
3
アスリートの臨床薬理学
4
内分泌疾患治療薬とドーピング禁止薬物
5
代謝疾患治療薬とドーピング禁止薬物
6
精神神経疾患治療薬とドーピング禁止薬物
7
循環器疾患治療薬とドーピング禁止薬物
8
呼吸器疾患治療薬とドーピング禁止薬物
9
泌尿器疾患治療薬とドーピング禁止薬物
10
血液疾患治療薬とドーピング禁止薬物
11
婦人科疾患治療薬とドーピング禁止薬物
12
漢方とドーピング禁止薬物
13
市販薬(OTC)とドーピング禁止薬物
14
スポーツとサプリメント
15
まとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 ゼミ形式で実施する。
 原則として対面授業の形態で実施するが、状況に応じて遠隔授業とする場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 レポート等によって評価する(100%)。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 必要に応じて補助プリントを配布する。

 日本語版2024年禁止表国際基準(JADA)