コミュニケーション研究所は、学校法人至学館附置の研究所で、附属幼稚園、至学館高等学校を含めた「学園内へのコミュニケーション」を図りつつ、地域・社会への貢献をめざした教室や公開講座を開催して「学外へのコミュニケーション」を図ることを柱として活動を行っています。
研究所報「とびら」には、その年度に行った学園行事のまとめや学園年表という形式で学園の情報を掲載しています。
大学に隣接している「二ツ池公園」にはセレトナという大府市の自然体験学習施設があります。コミュニケーション研究所は、セレトナとの共同事業も行っています。この施設で春と秋に開催する「親子体操教室」は公園の
自然豊かな環境のなかで、親子のコミュニケーションを深めながら健康体操を楽しんでもらっています。また、大府市の「アダプトプログラム(環境保全活動)」に登録し、セレトナを含む大学周辺を対象に学生・教職員と協力して年間2~4回程度、クリーンキャンペーンを実施しています。
その他、外部からの様々な依頼に対しても積極的に協力しています。昨年度は創立110周年事業として、至学館大学同窓会との共同企画で昭和20年当時、本学の前身・中京高等学校の生徒であった卒業生の方々をお招きし、学徒勤労動員に関する公開講座を行いました。その他、創立者の内木玉枝先生のふるさとである中津川市加子母へバスツアーに出かけたり、卒業生の手記をまとめたり、学園の歴史的資料の収集などを行いました。
創立100周年の際に掲げた「二世紀目への扉」(100年を終え次の100年へのスタート)というフレーズにちなんで命名しました。その中には元気でチャレンジ精神旺盛なキャラクターとして「トビラ」というマスコット、また、まだ幼いけれどなんにでも興味をもって積極的に生き、大空へ羽ばたいてくれる「チュッちゃん」というマスコットが登場します。