至学館大学陸上競技部の歴史

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至学館大学陸上競技部の歴史は古く学園創立当時にさかのぼります。学園の歴史については本学のホームページで確認していただけますが、明治38年(西暦1905年)の創立なので100年を越す歴史を誇ります。昭和10年代(西暦1940年前後)にはオリンピック大会出場者や、当時の日本記録を樹立する選手を多数輩出するなど、日本の女子陸上界に多くの足跡を残してきました。2010年4月に中京女子大学から至学館大学に校名変更しました。

写真:山内リエさんの走高跳(はさみ跳び)
   当時の日本新記録1m61

オリンピック大会には、児島文さん(円盤投げ)、山本定子さん(やり投げ)が出場しています。また、日本記録を樹立した選手は、山下好子さん(昭和1380mハードル:119)、山内リエさん(昭和14年走高跳:1m61など計3回)、高田伸子さん(昭和14年三段跳:1166)、山本定子さん(昭和9年砲丸投げ:1098、昭和11年やり投げ:4451など計7回)、児島文さん(昭和12年砲丸投げ:1264など計6回、昭和13年円盤投げ:4146など計4回、同年五種競技:250点)、吉野トヨ子さん(昭和13年五種競技:237点)と多くの方々が活躍されました。

さらに、昭和20年代には米陀京子さん(80mハードル)、昭和30年代には、溝口百合子さん(砲丸投げ、円盤投げ:本学児童学科教員として在籍していました。2004年3月退職)らが日本選手権大会や日本学生対校選手権大会の歴代優勝者として名前を連ねています。

 そして平成に入ると、貞廣千波さん(走高跳)が日本学生対校選手権大会に4連覇すると、後輩の今井美希さんが3連覇するなど走高跳の選手が活躍しています。さらに今井さんは2000年のシドニー五輪に出場、2001年には1m96という日本新記録を樹立し、この記録は現在も日本記録となっています。

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